FXでは「約定力(約定スピード、約定速度)」がとても重要です。特にスキャルピングでは約定スピードが大きな利益の差となってきます。
約定力はFX会社のサーバーによる問題と考えられがちですが、トレード環境を変えることでも改善されるものです。
<約定力を上げるための重要度>
- FX業者選び(サーバー)
- トレード環境を整える
まずはFX業者選びが重要というのは当然として、次に重要なのはトレード環境を整えること。
約定力が高いFX業者を選んでいるのに約定スピードが遅いと感じている方はこの機会にトレード環境を見直してみましょう。
この記事の目次
約定力は会社によって異なる
※XM公式HPより
海外FXでは、MT4やMT5といった共通のプラットフォームが採用されています。
プラットフォームは同じでも、当然使っているサーバーは会社によって異なります。サーバーが強い会社は約定力が高いFX会社です。
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以下はそんな約定力に強みを持っているFX会社です。
当然ですが、約定力が高いことにはデメリットはありません。
XMのような「リクオートなし」「約定拒否なし」のFX業者を選びましょう。
リクオートとは、トレーダーが出した注文が通らず、取引ターミナルなどに表示される価格変更を知らせる通知です。注文自体がキャンセルされることもあります。
スキャルピングのような短期売買では特に重視すべき点であり、多くのトレーダーがサーバーの強い上記のような会社を選択する傾向にあります。
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約定スピードを上げるメリット
トレーダーが注文を出してから注文が通るまでの速さが約定スピードです。約定スピードは主にスキャルピングトレーダーに重視されるポイントです。
まずは、約定力を上げるメリットから見ていきましょう。
スプレッド以上の不利な位置で約定されにくい
為替相場は常に変動しています。
深夜から日中のような値動きが静かな時間帯には価格が一時的に止まっているように見えることもありますが、値動きが活発になる夕方から夜のような時間帯は秒単位で大きく動きます。1秒未満でもレートが大きく変動するときもあります。
そのため約定スピードが遅いと希望価格で約定されず、不利なレートで勝負しなくてはいけない可能性が出てきます。
約定ズレやスリッページとも呼ばれる現象です。
FX取引ではスプレッドの数値分だけ不利な位置で約定されますが、約定ズレがあるとスプレッド以上に取引が不利になってしまいます。
つまり、どんなにスプレッドが狭くても約定スピードが遅ければ意味がないという事です。
特に数pips単位の小さな値幅が重要となるスキャルピングのような短期売買では、このような約定されるまでのスピードが重要視されます。
約定拒否になりにくい
約定力が低いと価格変動の大きいポイントでは取引チャンスを逃すケースがあります。
「約定拒否」と呼ばれる現象です。
重要経済指標発表時など価格変動が大きいときに注文が通らずに、その後チャンスがなくなってしまう可能性があります。
【関連記事】FX重要経済指標ランキングベスト5|これだけは覚えておくべき経済指標
約定力が高くサクサクと注文が通れば取引チャンスを逃すことはありません。
1日にチャートを見る時間の少ない方であれば、その分チャンスも少ないので約定拒否は避けたいところ。
瞬時のチャンスを逃さないためにも、約定拒否の少ない約定力のある環境作りを目指しましょう。
約定力を上げる環境作り
約定力(約定スピード)の重要性が分かったところで、次は約定力を上げる環境作りについて解説をします。
約定力はFX会社のサーバーだけの問題だけではなく、自身のトレード環境を整備する事でも上げることができます。
約定スピードを上げる具体的な方法を紹介していきます。
PCスペックの改善
約定力にはPCスペックが影響します。
PC上で稼働させるMT4やMT5は、スペックの低いパソコンでは動作への影響を与えやすいです。取引プラットフォームがMT4やMT5でなくても同様です。
PCのスペックが低いとWEBの表示が遅いときがありますよね。それと同じです。
常勝トレーダーはPCのスペックにも拘りを持っており、定期的にPC環境を見直している印象です。モニターが5個も6個もあるようなトレーダールームを公開している方なんかは常にPCスペックはこだわっていますね。
ということでPCスペックは、約定力だけではなく動作環境にも影響を与えるので注意しましょう。
有線を使う
インターネットは無線ではなく有線の方が若干ではありますが通信速度が速いと言われています。
それだけではなく無線は「安定しない」「通信が途切れることがある」などトレードに支障を与えることがあります。
FXトレードを行うPCだけは有線にするなど、有線環境を用意できる方は検討をしてみると良いでしょう。
通信速度の速い回線業者を利用する
約定力の高いFX業者を使っていても約定拒否やズレが多く発生する場合は、ネット環境の問題であるケースも原因の一つとして考えられます。
マンションやアパートのサービスである無料のインターネットサービスや、モバイルWi-Fiなどではどうしても約定力の低下を引き起こしやすいです。
約定力を上げるには通信速度の速いと言われている回線業者に切り替えることも検討したいところです。
定期的な再起動を行う
MT4/MT5は定期的に再起動を行いましょう。
ずっとMT4/MT5を稼働させていると動作環境を遅くする要因となってしまいます。MT4/MT5の再起動だけでなくスペックの低いPCを利用されているのであればPC自体の再起動もすると良いです。
また、PC上で複数のプラットフォームを稼働させている方は特に注意が必要です。FXトレードしている間は他のソフトはなるべく起動させないようにしましょう。
カスタムインジケーターを整理する
MT4やMT5には豊富なインジケーターが搭載されています。
標準搭載のインジケーターに関しては複数表示させてもあまり動作に影響はないですが、カスタムインジケーターを表示させている方は注意です。
カスタムインジケーターの制御内容によってはMT4/MT5の動作を重くしてしまうものがあります。
動作が重くなると約定力の低下に繋がるので、カスタムインジケーターは入れすぎず定期的に見直し整理をしておきましょう。
MQL内に搭載しているのみで、実際のチャート上には表示をしていない状態であればあまり問題はありません。
PCスペックが低くネット通信速度が遅いかたは特にチャートをシンプルにしておくと約定スピードも改善されやすいです。
EA用と裁量用のチャートは分ける
稀にEA用のチャートと裁量用のチャートを同じにしている方もいますが、約定力低下の要因となるのでおすすめできません。
基本的にEA用と裁量用チャートは分けて管理しましょう。
EAのシステムもカスタムインジケーターの1つであるため、PC動作の鈍化から約定力に大きな影響を与えます。
EAはVPS(仮想サーバー)で管理して、裁量トレード用はシンプルなチャートで動作環境を整えて取引するというようにしましょう。
約定力が低下した状態は取引結果にも影響します。
少しでも約定スピードを改善させて、ストレスのない快適なトレードを始めてみましょう。
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