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「秒スキャ」は本当に稼げるのか?瞬発力で利益を積み上げる方法

更新日:

FXのスキャルピング手法の中で、最短の取引時間といわれるのが「秒スキャ」です。

2022年は秒スキャで億トレーダーを量産し一気に注目を浴びました。

秒スキャはそのトレード手法が謎に包まれている部分が多いので難しくとらわれがちですが、実は秒スキャはFX初心者の方にもおすすめの手法です。

今回は、FXの秒スキャについて、メリット・デメリットや瞬発力で利益を積み上げる方法をご紹介します。

秒スキャとは?スキャルピングとの違い

秒スキャ 稼ぐ

秒スキャとは、1秒~数秒で売買を繰り返す取引手法のことです。

通常のスキャルピング(分スキャ)と言われるトレードは、1分程度~数分ほどの保有時間になりますが、秒スキャは名前の通り秒単位で売買を繰り返します。

基本的にはスキャルピングと同様の特徴ではありますが、取引時間が極めて短いことにより、独自のメリット・デメリットがあります。

秒スキャのメリット・デメリット

秒スキャには、スキャルピングとは違ったメリット・デメリットがあります。数秒で売買を繰り返すため、分スキャよりも優位性の高い点がある一方で、取引リスクがネックになる場合もあります。

秒スキャならではのメリット・デメリットを確認しておきましょう。

秒スキャのメリット

【秒スキャのメリットとは?】

  • 極めて短時間で利益を狙うことができる
  • 通常の取引よりも為替変動リスクが低い
  • 時間足によってエントリーチャンスが多い
  • 機械的な優位性の高い取引が身につく
  • 取引回数が多いのでトレード経験を積みながら精度を上げられる

 

取引時間の短さ

デイトレードやスイングトレードのように時間足の長いトレード手法だとトレードチャンスが1週間に3回とか月に数回しかありません。

スキャルピング特に秒スキャの場合は、1分足でエントリーするので日に数十回はトレードチャンスがあります。

取引時間が短時間だから利益につながるということではありませんが、エントリーチャンスが増えれば「大数の法則」「期待値が収束する」などと言われ勝率も上がります。

関連記事:「大数の法則」で期待値を収束させる

為替変動リスクが低くなる

これは通常のスキャルピングでも同様ですが、ポジション保有時間が短いほど、ポジション保有中に急変動するリスクが減るということです。

デイトレードやスイングトレードでは、ポジション保有中の急変動リスクがつきものですが、秒スキャの場合はそのリスクが極めて低いため、想定外の相場急変動により大損になる可能性が低いことがメリットです。

エントリーチャンスが多い

取引時間が短いという項目でも説明しましたが、秒スキャのエントリーは1分足を使用し、ときにはティックチャート(秒足)でエントリータイミングを見計らいながら、その場のプライスアクションを目安に売買を繰り返します

日足や4時間足となると極端にエントリーチャンスは少なくなりますが、1分足でエントリー判断をすれば日に数十回はチャンスが訪れます。また、経済指標や金融政策などのファンダメンタルズ分析を一切気にすることなくトレードできます。

ただ、相場が乱高下するので重要な経済指標がいつあるかは把握しておく必要があります。

機械的な優位性の高い取引ができる

詳しくは後述しますが、秒スキャには「秒スキャ専用の取引ルール」が必要になり、それによって感情で左右されない機械的な取引が身につくようになります。

また、損切り・利確の目安はリスクリワード比を意識することで改善できるため、優位性の高い取引ができます。

取引精度を上げられる

秒スキャは短時間で取引を繰り返しますが、トータルの損益でプラスにならなければ意味がありません。トータルの損益でプラスにするために、トレードの回数を重ねながら取引ルールを微調整することになります。

そのため、トレード回数が多いが故にトレード検証しやすい手法と言え、FX初心者でも秒スキャトレードの手法が確立できれば勝率を上げていくことができます。

秒スキャのデメリット

【秒スキャのデメリットとは?】

  • FX会社によっては口座凍結の可能性がある
  • スプレッドによる実質の手数料がかかる
  • ギャンブル感覚のポジポジ病になりやすい

 

FX会社によっては口座凍結の可能性がある

国内・海外のFX会社を問わず、スキャルピング禁止としている会社があり、超短期売買で利益を積み上げていると、急に口座が凍結されるケースがあります。

対策として、利用前にFX会社の利用規約や公式HPの「よくある質問」などでスキャルピングトレードが禁止されていないか確認しておきましょう。

しかし、秒スキャOKと謳っているFX業者でも凍結することだってあります。いくら口座凍結対策といって気を付けていても凍結されるときはされるのであまり気にせず、口座凍結されたら諦めたらいいやくらいでトレードに集中しましょう。

【関連記事】

[最新] 秒スキャで勝てるマジでおすすめFX業者を教えちゃうよ!

スプレッドによる実質の手数料がかかる

取引回数が多いほどスプレッド(取引コスト)の影響が大きくなるため、なるべく低スプレッドのFX会社を利用しなければなりません。

スキャルピングとは切っても切れない関係なので仕方ない部分もありますが、なるべくコストを抑えたトレードをしないと損益結果を改善できません。

ギャンブル感覚のポジポジ病になりやすい

数秒単位で売買の繰り返すため、上か下かを当てるギャンブルトレードになりやすく、意味なくポジションを保有したくなるポジポジ病になりやすいといえます。

対策として、以下の利益を積み上げる方法を参考にして、独自の取引ルールを構築してください。

秒スキャの瞬発力で利益を積み上げる方法3つ

秒スキャ やり方 手法

秒スキャで利益を積み上げるには、瞬発力を高めるための取引ルールが必要です。

あらかじめ取引の手順を明確化することで取引中に迷うことがなくなり、よりスムーズに売買を行えます。

ここからは、以下3つの方法をそれぞれ解説します。(ダウ理論やエリオット波動などのFXトレードの基本的な知識があること前提です)

 

【秒スキャで利益を積み上げる方法】

  • インジケーターは何を使うか
  • エッジ(優位性)を見極める
  • 損切り・利益確定をトレードルール化する

 

インジケーターは何を使うか

XM 秒スキャ スキャルピング

秒スキャのエントリーは、1分足を使います。(エントリータイミングは一人よりますが秒足ティックチャートを見ます)

プライスアクションを重視するため、MACDやボリンジャーバンド、RSI、オシレーター系の指標など、チャートへの反映が早いテクニック指標と相性が良いと言われています。

しかし、秒スキャの上手い人(稼いでいる人)はあまりインジケーターを使っている人はいません。
使っていても移動平均線くらいです。

インジケーターはいくらチャートへの反映が早いテクニック指標を使っていてもローソク足の結果によって表示されるものなので遅延するのです。

秒スキャを極めた人はプライスボードの値動きだけでトレードするかたもいるとか。ローソク足よりもプライスボードが一番はやいですからね。(なかなか真似できませんが)

エッジ(優位性)を見極める

秒スキャに限らずトレードで優位性のあるポイントをエッジと呼びますが、そのエッジがあるところでひたすらエントリーを繰り返します。そうすることで期待値が収束し利益がでます。

パチスロと同じ原理です。

ではそのエッジはどこにあるのか…?

ここですべてをペラってしまい広まってしまうことで、そのエッジはエッジではなくなります。さらにエッジは相場状況によって変わります。2022年の相場状況と2023年の相場状況でエッジの場所は違います。

こればかりは実際に秒スキャをやってみて経験で掴んでいくしかありません。

日々移り変わっていくことを感じ取って少しづつトレードを調整していける人が結果的に長く相場で生き残れます。

エッジについて少しだけヒントを言うと、

秒スキャをやるかたは順張り派と逆張り派にわかれます。もちろん両方器用に使い分ける方もいます。

順張り プライスアクションを見て強い流れの方向についていく
ブレイクアウト手法
逆張り キリ番アラウンドナンバーでのファーストタッチ
行き過ぎた相場の戻り狙い

順張りが強い相場状況のときと逆張りが強い相場状況のときがあります。

失敗を繰り返しながら精度を上げていくしかありません。

損切り・利益確定をトレードルール化する

秒スキャは、利確も損切りも迅速に行います。これは売買ごとに判断するのではなく、事前に目標pipsを設定したほうがいいでしょう。

例えば、利確は2~3pisp/損切りは3~4pipsなど、リスクリワード比を意識して設定しましょう。そうすることで売買中に考える時間が減り、機械的な取引を繰り返すことができます。

ちなみに秒スキャはどうしても「損大利小」になりがちです。

FXトレードのセオリーとしては損小利大ですから真逆ということ。だから勝率を極限まで上げていくしかありません。

しかし、秒スキャにおいて勝率を上げることはそんなに難しいことではありません。

なお、逆指値は必須です。

秒スキャはFX業者選びが最重要

秒スキャは1pipsや2pipsを細かく取っていくトレード手法です。

そのため、約定力やスプレッドなどの取引コストを抑えることが重要になります。

業者を変えたら秒スキャでまったく勝てなくなったということは良くあることです。

また、秒スキャは利益確定も損切りも迅速に行う手法です。数秒で取引を繰り返すので、FX会社によってはサーバーに負荷を与える行為とみなされ口座凍結のリスクがあります。

スキャルピング禁止のFX業者は意外に多くあります。
そのため、事前にスキャルピングが可能かFX業者で確認しておきましょう。

海外FX会社のXM(XM公式サイトへ)は、「スキャルピングトレードは行って良い」と明言しており、取引ごとに貯まるお得なポイントサービスもあるため、取引回数が多い秒スキャや分スキャなどのスキャルピングトレードにおすすめです。



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