XMで複数の口座を開設する方法。追加口座のメリットとデメリット

XM（エックスエム）では1人で最大８つ口座を追加開設することができます。

• 短期トレード口座とスイング・長期保有口座にわけたい
• 口座タイプ（スタンダード、マイクロ、ゼロ口座）を使いわけたい
• 裁量トレード口座とEA自動売買トレード用に口座をわけたい
• 資金管理するために口座をわけたい

実際にトレードしていてこのように思ったことはありませんか？
FXで口座をわけるメリットやXM独自のメリットはたくさんあります。

この記事では「追加口座の開設方法」「複数口座のメリットと注意点」を紹介します。

追加口座の開設方法

XMの追加口座はマイページから開設できるよ。

XMの追加口座開設方法はとても簡単で所要時間は１分程度です。
本人確認書類や住所確認の書類再提出は必要ありません。

１．XM会員ページへログイン

２．メニューにある「追加口座を開設する」をクリック

３．取引口座詳細

４．規約に同意して「リアル口座開設」をクリックします。

これで追加口座開設は完了です。

複数口座を開設するメリット

ふくろう

複数口座は無料で開設できます！

同一のFX業者で複数口座を開設するメリットは前述したとおりですが、詳しく紹介します。

複数口座を持つというと「プロのトレーダーじゃないんだから・・・」と思われるかもしれませんが、実は初心者だからこそ複数口座を開設したほうがよい理由があります。

複数口座を開設するメリットを具体的に紹介していきます。

短期トレード口座と長期保有口座にわける

XMの口座をわけることで、デイトレード用口座と数日から数か月のスイングトレード用口座に使い分けることができます。

一つの口座でポジションを保有していると間違ってスイングトレード用のポジションを決済してしまうというミスも起こりにくくなります。

複数口座をトレードスタイル別に試せる

XMで複数の口座を持つメリットのひとつとして、口座をトレードスタイル別にわけて持てるというところ。

MT4口座とMT5口座を持つ

具体的には、MT4とMT5を両方試したいときなど口座を分けると便利です。

MT5はMT4の上位版（最新版）ですが、MT4を使っている方も多くいます。
MT4用のEAやインジケーターはMT5では使えないことがまだ多いのが理由です。

でも最新版のMT5は動きがスムーズだし、テクニカル分析にも優れている、そして今後もアップデートで使いやすくなっていく（MT4は開発が終了している）のでMT5を試してみたいといったときにも複数口座は便利です。

裁量トレードではMT5一択ですね。

参考記事：XMではMT4とMT5どちらを選ぶ？どんな違いがあるの？

レバレッジで分ける

「ハイレバレッジを利用して小額でガンガン攻めたい口座」と「低レバレッジで長期に安定してトレードしたい口座」とレバレッジでわけることも有効な方法です。

XMは追証なしのゼロカットシステム採用なので、「思いっきりハイレバでトレードする口座」と「低レバレッジでスウィングトレードする口座」と用意して使い分けると無駄なロスカットが少なくなります。

口座タイプで分ける

XMには「スタンダード」「マイクロ」「ZERO」３つの口座タイプが用意されています。

参考記事：XM口座タイプ比較！スタンダード、マイクロ、Zeroの違いが一目でわかる

XMをボーナス目的でスタンダード口座を開設したけど、スプレッドが狭くスキャルピングに向いているZERO口座も試したいというときにも有効ですね。

追加口座を開設するときは結構このパターンは多い印象です。

資金管理が容易になる

口座が複数あれば資金を移動して「安全な資金管理」ができるようになる。

口座間の資金の移動は簡単です。

参考記事：XMの口座間で資金移動をする方法と注意点５つ｜資金振替

ふくろうの場合、せっかくのハイレバ口座ということで、どうしてもチャレンジングなトレードをしてしまいます(笑)

ハイレバレッジ口座で資金が増えたら、低レバ口座へ資金を少しづつ退避させています。

この資金移動をするようになってから、熱くなることが防げ大負けすることは少なくなりました。

複数口座間の資金の移動は「資金振替」から口座IDを指定して簡単に行えます。リアルタイムに即反映しますよ。

XMPポイントが共有できる

XMP（XMで付与されるポイント）は複数口座開設した場合、すべての口座で共有することができます。

ということは、新規で口座を追加した場合、資金が０の状態でもXMPを証拠金として交換すれば即トレードができてしまうということ。

これはXMの大きなメリットのひとつです。

裁量トレード口座とEAトレード口座にわける

スタンダード口座を２つ開設して「裁量トレード口座」と「EAトレード口座」にわけて使うパターン。

これはみなさん追加口座を開設する理由のひとつではないでしょうか？

EAを使った検証が容易になる

口座１は〇〇EA、口座２は□□EAなどEAの種類ごとに口座をわけて検証することが簡単に行えるようになります。

EAとはメタトレーダー（MT4/MT5）を使った自動売買用のプログラムです。

システムトレード（自動売買）と聞くと少し上級者のように感じるかもしれませんが、何も難しいことはありません。

EA自動売買がはじめてのかたでも、フクログで配布している無料EA（トラリピEA、ハーフ＆ハーフEA）をご利用の際にはEA稼働までサポートしています。

複数口座の注意点とデメリット

追加口座で８つまで口座を持つことができるデメリットについて紹介します。

資金移動でボーナス消滅の可能性

メリット２で挙げた「資金移動」についてのデメリットです。

XM口座間での資金移動では、移動した資金に応じてボーナスも移動します。

ボーナスが消滅するわけではありませんが、資金移動の際にポジションを持っていたのであればレバレッジ管理として頭に入れておく必要があります。

なお、ZERO口座などボーナスに対応していない口座への資金移動は移動した金額分のボーナスが消失してしまうので注意が必要です。

口座の休止と凍結注意

XMでは90日間トレードも入金も行われない場合、口座が休止状態となり口座維持費が毎月5ドル掛かるようになります。

ただし、当然口座に資金が入ってなければ、口座維持費を請求されることはありませんので安心してください。（そのまま凍結となり口座は閉鎖されます）

なお、複数ある口座のうち１つでも使っていれば休止状態・凍結状態になることはありません。

参考記事：XM口座の凍結・休眠を復活させる２つの方法

複数口座間での両建禁止

XMでは複数口座間での両建ては禁止されています。

両建てとは、同一通貨において片方の口座でロング（買いポジション）もう片方の口座でショート（売りポジション）を持つということです。

ハイレバ口座でこれができてしまったら、ゼロカットを利用して上手い事できてしまいますからね。

ただし、同一口座内での両建ては正式に認められています。

参考記事：XMの両建てで稼ぐ方法と両建て禁止のパターンを覚えておこう

ボーナスは追加口座に新たに付与されない

追加口座を開設するときに「口座ボーナス」で「はい、受け取ります」を選択しても新たにボーナスが付与されることはありません。

追加口座に入金したときに、ボーナスを受け取るかどうかの選択になります。

要は、ボーナス枠は全口座で共有されているということになります。

まとめ

XMの複数口座開設について解説しました。

XM（エックスエム）のトップページに「追加口座を開設する」とあるので、何のために複数口座を追加開設するのか疑問に思った方も多いと思います。

ちなみに日本国内のFX業者では複数口座を開設して管理できるところはありません。

資金管理の面や口座タイプ別にトレードを試すことを考えると、初心者ほど複数の口座を開設されることをおすすめしたいです。

XMに慣れてきたら、注意点も念頭に入れて追加口座を開設してみてくださいね。

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