FXのスイングトレードは数日から数週間、あるいは長い時は数か月から数年単位でポジションを保有する手法です。
- スキャルピング:数秒から数分のトレード
- デイトレード:数時間から数日
- スイングトレード:数日から数か月
長期目線でじっくりと資産運用をするため、FX取引の中でもっとも手堅い手法と言われます。FX初心者のかたもまずは長期投資としてスイングトレードから開始したいというかたも多いのではないでしょうか?
今回は、スイングトレードの資産運用方法を深堀りしてご紹介します。
この記事の目次
スイングトレードの資産運用方法は2種類に分かれる
FXのスイングトレードには、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2種類の資産運用方法があります。
2種類の資産運用方法を合わせることで、リスクを抑えながら長期的な資産運用ができるため、以下でそれぞれの違いについて把握しておきましょう。
FXのインカムゲインとは
FXのインカムゲインとは、通貨ペア間の金利差によって生じる「スワップポイント」のことです。
ポジションを保有するだけで毎日得られる利益であり、株式では配当金、債券では利子、不動産では家賃収入が該当します。
スワップポイントは継続的に利益をコツコツと得られる性質のため、長期の資産運用と相性が良いと言えます。
例えばトルコリラ/円の場合、低金利の通貨(円)を売って、高金利の通貨(トルコリラ)を買うことで、スワップポイントが発生します。
2国間の金利差が大きいほど得られるスワップポイントが増えるため、長期投資の対象とする通貨ペア選びや、スワップ付与率の高いFX会社を選ぶことが重要です。
逆にFXで通貨ペアを長期で保有する場合、マイナススワップが働く通貨ペアは危険です。
知らない間にかなり資産が目減りすることになります。
プラススワップの通貨ペアであれば多少のマイナスになったとしてもいつかスワップでプラスになることも考えられます。
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FXのキャピタルゲインとは
FXのキャピタルゲインとは、為替差益によって得られる利益のことです。
例えば、米ドル/円を103.000で10ロット(10万通貨)購入して、103.100で利確した場合、利益は1万円(10ロット×値幅0.1円)になりますが、これがキャピタルゲインです。
トレードにおける基本となる利益であり、スキャルピング・デイトレード・スイングトレードのすべてにおいて関連する利益になります。
FXのスイングトレードでは、保有するだけで得られる利益(キャピタルゲイン)と、売買によって得られる為替差益(キャピタルゲイン)の両方を狙います。
つまりスイングトレードは、長期でポジションを保有することでスワップポイントをコツコツと貯めながら、長期目線のトレードで大きな値幅を獲得する手法です。
スイングトレードで「インカムゲイン」を得るためのコツ
ここからは、FXのスイングトレードでインカムゲインを得るためのコツをご紹介します。
FXでいうインカムゲインとはスワップポイントのことですね。
インカムゲインはコツコツとした利益を積み上げる傾向にあるため、少しの差が長期目線で見ると大きな差になります。
スワップポイントの1円単位まで計算して、より多くのインカムゲインを得られるようにしましょう。
スワップ付与率が高いFX会社を選ぶ
FXのインカムゲインをより多く得るためには、スワップ付与率が高いFX会社を選ぶことが重要です。
FX会社ごとに「スプレッドが業界最狭水準」「取引対象が豊富」「スワップ付与率が高い」といった特長があり、いわゆる売り文句となっています。
そのため、スプレッドは広いけどスワップポイントは高いFX会社や、新興国通貨のスワップ付与率が業界最高水準など、スワップポイントに力を入れているFX会社のほうがインカムゲインを得やすくなります。
長期の資産運用であれば、スプレッドを考慮する必要がないので海外FX会社を利用するのもおすすめです。
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スワップポイントで取引通貨ペアを選ぶ
スワップポイントは取引通貨ペアによって違います。
例えば10万通貨あたりのスワップポイント(買いポジションの場合)は、米ドル/円は50円、ユーロ/米ドルは▼(マイナス)130円、トルコリラ/円は300円など、数円~数百円単位の差があります。
また、ポジションによってはマイナススワップになるため、長期目線で運用する場合はスワップポイントがプラスになるようにポジションを建てます。
スワップポイントは毎日発生する損益なので、例えば1日100円の差であったとしても、年間では3万6,500円の差になります。ロット数が大きくなるほど、少しの差がインカムゲインに影響するので、少しでもスワップポイントが高い通貨ペアを選ぶと良いです。
ただ、スワップポイントが高い通貨ペアは急落もあるので注意が必要だということは念頭に入れておいてください。
スイングトレードで「キャピタルゲイン」を得るためのコツ
ここからは、FXのスイングトレードでキャピタルゲインを得るためのコツをご紹介します。
キャピタルゲインは、長期でポジションを保有することで大きな値幅(100pips~500pipsなど)を狙うため、為替変動リスクを低下させることが重要です。ポジションの保有時間が長いほど、想定外の急変動に遭う可能性があるので、しっかりとリスク管理することが必要です。
上位足のトレンドに順張りする
スイングトレードでキャピタルゲインを得るためには、4時間足~週足レベルの上位足のトレンドに順張りすることが重要です。もっとも意識されやすい日足をベースに、週足レベルの長期の方向感や、使用者の多い4時間足を参考にすると良いですね。
例えば、長期では下落トレンドであるものの、短期~中期では上昇トレンドになっている場合は、売りピラミッティング(段階的な売り増し)をすることで、上位足に順張りしていることになります。4時間足以下の時間足はスイングトレードではあまり参考にならないため、日足をベースに明確なトレンドに乗っかったほうが確度の高い取引ができるでしょう。
なお、保有するポジションのスワップポイントがプラスであることも事前に要確認です。
リスクヘッジのポジションを保有する
長期でポジションを保有する場合は、為替変動リスクに備えてリスクヘッジのポジションを建てたほうが安全です。
例えば、米ドル/円の買いポジションを長期で保有する場合、リスクヘッジとしてユーロ/米ドルの売りポジションを建てるなど、米ドル高・米ドル安のどちらになっても相殺できるようにします。
また両建てが可能な場合は、同じFX会社あるいは2つのFX会社を使って、米ドル/円の買い・売りポジションを両方建てる手法もありです。
もちろん、証拠金維持率に余裕がある状態(維持率300%以上など)であることが前提なので、上位足のトレンドと一時的に反対方向に動いた場合に、買い増し・売り増しできるロット数を維持してください。
まとめ
FXのスイングトレードでは、長期目線を活かして「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の両方を狙うことができます。
スワップポイントによる利益をコツコツと増やしながら、為替差益による利益・損失をコントロールすることで、リスクを抑えながら資産運用することを心がけましょう。
しかし、極端な円安円高のときにポジションを保有して大きくキャピタルゲインを狙いたいところですが、そういう時に限ってスワップポイントはマイナスです。
そういうときはスイングトレードよりもスキャルピングがおすすめです。スキャルピングトレードは初心者のかたにもおすすめのトレード手法です。
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