FXの裁量トレードには、テクニカル分析が不可欠です。
テクニカル分析を身に着け、実際の仕掛けで生きる技術を習得するためには、机上の勉強だけでは足りません。
本番(リアルトレード)の経験も当然必要ですが、倍速で技術を身に着けたいなら、練習ツールを活用しましょう。
多くの練習ツールが出回っていますが、無料で快適に練習したいのなら、ThinkTrader(旧Trade Interceptor)がおすすめ。ThinkTraderは無料ツールです。
今回は、ThinkTraderのメリット・デメリットや、アカウントの作成方法を詳しくご紹介します。
この記事の目次
ThinkTraderとは
ThinkTraderとは、オンラインブローカーの「ThinkMarkets」が提供している取引プラットフォームであり、トレードの練習ツールです。
Tthink Marketsは、2010年に設立され、ロンドン、メルボルンに拠点を置いていますが、アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパ、南アメリカに広く事業を展開しています。
金融ライセンスはイギリスのFCA(Financial Conduct Authority)、南アフリカのFSCA(Financial Sector Conduct Authority)、オーストラリアのASIC(Australian Securities and Investment Commission)を保有していて、信頼のおける業者と考えて良いでしょう。
関連記事:XMTradingやHFM(HF Markets)が安全なFX業者である証明|世界最難関英国FCAライセンス取得業者
ThinkTraderは取引プラットフォームなので、本来取引できるツールですが、日本人が口座開設可能な業者との提携がない(確認できない)ため、取引プラットフォームとしては利用できません。
ただ、過去チャートを呼び出し、取引の練習ができる「TradersGym」モードがあるため、国内では練習ツールとして広く知られています。
ThinkTraderのメリット
ThinkTraderの他にもForexTesterやMetaTraderのバックテスト機能など、取引の練習ができるツールはありますが、裁量トレードの練習をするなら、ThinkTraderは最有力候補です。
ThinkTraderのメリットをまとめてご紹介します。
銘柄が豊富
ThinkTraderを提供しているThinkMarketsはそもそもオンラインブローカーで、提供している取扱銘柄は多岐にわたります。
FXはもちろんのこと、GOLDや原油、コーンや小麦などのCFD、日経平均や米国ダウ平均、イギリスのFTSEなどの株価指数、海外個別株なども取引可能です。
トレードの練習ができる「TradersGym」モードでも、同様の銘柄のチャートを呼び出して取引の練習ができます。
銘柄や通貨ペアごとの値動きの特徴を掴みたいときは、本番口座でトレードする前に、ThinkTraderで確認しましょう。
チャートとしての機能性が高い
ThinkTraderは、チャートとしての機能に大変すぐれています。
その操作性はまるで人気分析ツールのTradingViewのようで、直感的に操作可能です。
TradingViewはとても使いやすくふくろうも利用していますが、快適に利用するには有料プランに加入する必要があります。
【関連記事】TradingViewとは?人気取引ツールのメリット・デメリットを解説
初心者の方でもある程度使い方を覚えてしまえば、使いやすいと感じるでしょう。
チャート画面は、同時に最大6枚まで表示可能で、時間足は1分、2分、3分、5分、10分、15分、30分、1時間、4時間、8時間、日足、週足、月足を選択できますので、細かなMTF分析もやりやすい仕様です。
テクニカル指標も豊富で、描画ツールには少し高度なハーモニックを簡単に把握できるツールも搭載しています。
その他フィボナッチやギャン、ピッチフォークは当然のラインナップとなっていますので、基本的な分析に困ることはないでしょう。
無料で使える
なんと言っても、無料で使えるのは大きなメリットです。
ForexTesterやTradingViewなどの取引ツールは、フル機能を利用するなら数万円の費用がかかるケースが多く、二の足を踏んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
ThinkTraderは無料ですから、まずは試しに使ってみることをおすすめします。
ThinkTraderのデメリット
ThinkTraderにもデメリットがあります。
使用し始めてから戸惑うことのないように、事前にしっかり把握しておきましょう。
日本語に対応していない
公式サイトをGoogle翻訳等で日本語表記に変更することはできますが、プラットフォームは英語か中国語しかありません。
ですが、トレード経験がある程度ある方なら、おおよその意味や使い方は使いながら覚えられます。
ただ、そうは言っても日本語が良いという方には、使いづらく感じるでしょう。
自動売買のバックテストはできない
ThinkTraderでは、自動売買のバックテストはできません。
手動でロジックを確認することはできますが、時間がかかりすぎるのでおすすめできません。
自動売買のバックテストをしたいときは、他のツールを使ったほうが良いでしょう。
関連記事:XMでEAのバックテストを行う方法|10年以上のヒストリカルデータをダウンロード
スマホでは練習できない
ThinkTraderのスマホアプリはありますが、取引専用で、練習をするための「TradersGym」はありません。
ThinkTraderの前身であるTrade Intercepterでは、スマホアプリでも練習できたのですが、2021年4月現在はできません。
PCから利用しましょう。
ThinkTraderの使用開始方法
実際にThinkTraderを使うために、インストールから使用開始までを画像つきで解説していきます。
使用開始までの手順は、以下の通りです。
- 公式サイトからインストール
- アカウントを作成
1.公式サイトからインストール
まずはThinkMarkets公式サイトから、インストールします。インストールボタンは、トップページの下の方にあります。
次のページで、MacかWindowsか選択できますので、利用したい方をクリックしましょう。
ウェブサイトの下部もしくはダウンロードファイルにあるインストールファイルを起動してください。
「インストール」をくりっくすれば、インストールが始まります。
2.アカウントを作成
インストール完了後、ThinkTraderを起動するとログイン画面が表示されます。
初めての方は、アカウントを作成する必要がありますので、まずは上部「TradersGym」を選択したうえで、左下の「Sign up for free」をクリックしましょう。
次の画面で、メールアドレスとパスワードを求められます。
パスワードは任意のもので構いません。間違えずに二度入力しましょう。
最後に「Submit」をクリックすれば完了です。
まとめ
今回は、裁量トレードの無料練習ツール「ThinkTrader」をご紹介しました。
様々な銘柄の取引ができる上、練習速度の調節がしやすく、様々な時間足の分析が可能なので、より実戦向きですし、倍速で経験を積むこともできます。
これからFXの練習をする方は、有料ツールを使う前にぜひ一度ThinkTraderを試してみてください。
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