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FXのピボットとは?基礎知識と計算方法をまとめて解説

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FXのピボットはテクニカル指標として確度の高いものです。

しかし、意外とピボットを初耳の方や計算方法を詳しく知らない方も多くいます。
そこで今回は、ピボットの基礎知識から計算方法、具体的な使い方までまとめて解説します。

FXのピボットとは?

FXのピボット(PIVOT)とは、リアクション・トレンド・システムとも呼ばれ、前日の「終値」「高値」「安値」をベースに、ピボットラインと呼ばれる線を表示させるテクニカル指標です。

ピボットは前日の終値・高値・安値によって算出するため、「全員が同じラインを見る」ことになります。

他のテクニカル指標の場合は、設定値やローソク足の起点によって、表示される指標が異なることもありますが、ピボットは表示させている全員が同じラインを見ているという優位性があるのです。

テクニカル指標は多くのトレーダーが意識するほど機能しやすいため、ピボットは目安として優れています。

ピボットの計算方法

まずは基本となるピボットの計算方法を解説します。計算方法はシンプルですが、用語が少しややこしいので、この機会に覚えておきましょう。

ピボットは7本の線が基本になる

  • レジスタンスライン3(R3)
  • レジスタンスライン2(R2)
  • レジスタンスライン1(R1)
  • ピボットポイント(PP)
  • サポートライン1(S1)
  • サポートライン2(S2)
  • サポートライン3(S3)

ピボットは、基準となるピボットポイント(PP)と、レジスタンス(R)ライン・サポート(S)ラインが3本ずつの計7本の線が表示されます。ピボットポイントは前日の値幅から見ておおよそ真ん中の水準になり、そこから上下に3本ずつレジスタンス・サポートラインが表示されるイメージです。

基準線(ピボットポイント)の計算方法

ピボットポイントの計算方法は、PP=(前日の終値+前日の高値+前日の安値)÷3です。

例えば、米ドル/円の前日終値105.147、高値105.433、安値105.020で計算すると、ピボットポイントは105.200になります。

前日の終値・高値・安値を足して、3で割るだけで算出できるシンプルなものです。これがピボットライの基準線になります。

レジスタンスライン・サポートラインの計算方法

ピボットポイント(PP)の上下に3本ずつ表示されるレジスタンスライン(R1、R2、R3)とサポートライン(S1、S2、S3)を計算します。それぞれの計算方法は、以下の通りです。

 

【レジスタンスライン】

  • R3=R1+(前日高値-前日安値)
  • R2=PP+(前日高値-前日安値)
  • R1=PP+(PP-前日安値)

【サポートライン】

  • S1=PP-(前日高値-PP)
  • S2=PP-(前日高値-前日安値)
  • S3=S1-(前日高値-前日安値)

少し複雑に見えますが、使用する数値は「前日終値」「前日高値」「前日安値」「ピボットポイント」の4種類だけです。先ほど例にした「米ドル/円の前日終値105.147、高値105.433、安値105.020、PP105.200」で計算すると、以下のようになります。

 

【前日終値105.147、高値105.433、安値105.020の場合】

R3=105.792

R2=105.613

R1=105.379

PP=105.200

S1=104.967

S2=104.787

S3=104.554

この結果だけを見ると、今日の値幅は104.554~105.792のレンジ内で推移する可能性が高くなり、とくにS2とR2の水準に収まることが多いため、コアレンジは104.787~105.613であることが分かります。

このようなおおよそのレンジ感が分かると、その日のトレードにおけるエントリーチャンスや、損切りの目安が明確になるというメリットがあります。

ピボットの使い方

ここからはピボットラインの使い方を解説します。

基準となるPP(ピボットポイント)は中央値として役割がありますが、S1~S3とR1~R3にもそれぞれに傾向があるので以下で概要を把握してください。

ピボットを表示させる

ピボットを表示させるにはMT4/MT5(メタトレーダー)を利用します。

MT4/MT5はXMで無料で利用できる高機能トレードツールです。

ただし、ピボットはMT4にはデフォルトでは表示できないのでダウンロードして利用する必要があります。

PIVOTインジケーター

その他「Pivot」などと検索して探してみてください。

なお、MT4/MT5スマホアプリではピボットは表示できないのでTradingViewもおすすめです。

TradingViewとは?人気取引ツールのメリット・デメリットを解説

 

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R1・R2(S1・S2)の逆張りトレード

R1とS1は、PPから見てもっとも近い位置にあるレジスタンスライン・サポートラインです。簡単に説明すると、「前日の値動きと同じくらいであれば届く位置」になります。

一方で、S2とR2は「前日以上の値動きがあり、S1とR1をブレイクした場合に届く位置」として意識されます。そのため、方向感のないレンジの場合はS1とR1を目安に逆張りしますが、トレンドが発生した場合はS2とR2のラインまで引きつけてから逆張りすることになります。

いずれもサポートライン・レジスタンスラインの目安なので、移動平均線などのテクニカル指標とあわせて表示させて、ラインが重なる位置を探したほうが有利です。

R3(S3)の順張りトレード

R3とS3は、PPから見てもっとも遠い位置にあるレジスタンスライン・サポートラインです。

簡単に説明すると、「通常の値動きであれば届かない位置」になります。そのため、S3とR3付近では反転する確率が高くなりますが、一方で上抜け・下抜けした場合はトレンドが加速する傾向にあります。

そのため、S3とR3をブレイクした場合は、トレンド方向に押し目買い・戻り売りする順張りが有効です。S3とR3まで価格が伸びることは稀ですが、その分エントリーチャンスでもあります。

利確・損切りの目安に使う場合

ピボットの7本の線は、利確・損切りの目安としても使えます。

PPは前日の値幅の真ん中あたりに位置するため、前日と比べて現在の価格帯が上か下かを確認できます。S1~S3とR1~R3はそれぞれがサポートライン・レジスタンスラインとして機能するため、ライン付近の反発を確認してから利確したり、ピボットラインをブレイクした場合は損切りしたりする使い方があります。

ピボットラインだけでは判断材料として不安な場合は、同じように前日の高値・安値で算出するフィボナッチ・リトレースメントと併用してもいいでしょう。両方をチャート上に表示させると少し複雑になりますが、ラインが重なっている価格帯だけ意識すればいいので問題ありません。

ピボット+トレンド系のオシレーターは愛用者の多い組み合わせなので、ぜひトレードに取り入れてみてください。

まとめ

FXのピボットをトレードに活かすことで、利確・損切りの目安が明確になります。

また、エントリーポイントを絞るときにも「多くのトレーダーが意識するライン」として機能するため、有利な位置で売買することが可能です。ぜひこの機会にトレードで活用してください。



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