2020年以降、ビットコインの価格が大幅に上昇し、いわゆる仮想通貨(暗号資産)が経済ニュースに取り上げられる日も増えています。
人々の注目が集まるほど疑心暗鬼になるのがトレーダーというもので、いつ落ちてくるのか?と思い切った買いを入れられないトレーダーや、買ってもすぐに利確してしまうトレーダーも多いのではないでしょうか。
上がり続けたビットコインが大暴落をしたことはまだ記憶に新しいですからね。
今回は、ビットコインの今後をテクニカルの視点から分析してみたいと思います。
ビットコインは値動きが激しく、記事を書いてもすぐに古い情報となります。
そのため、参考程度に読み進んでください。
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この記事の目次
ビットコイン大台突破!その理由は?
2021年2月20日に600万円の大台を初めて突破したビットコインは、その後一旦押し目をつけて460万円付近から上昇を開始し、2021年3月23日現在、600万円のラインを挟んで行ったり来たりしています。
ビットコインの急激な上昇には、様々な理由が考えられますが、2020年3月中旬からこの上昇が始まっていることを考えると、コロナ禍での金融緩和や世界中で行われた現金給付に伴う資金流入というファンダメンタルが濃厚です。
同様に株式市場も上昇銘柄が目立ち、日経平均が3万円を突破したことは連日ニュースでも取り上げられている通りです。
一方、金はコロナ禍で大きく上昇したものの、2020年8月の高値から調整期に入り、なかなか上昇を再開できません。
ビットコインは発行枚数に限度が設けられていたり、政府などにより管理されないといった点で金と似ているため、デジタル・ゴールドの異名を持ちます。
今後ビットコインが金のような資産になっていくには、安定的な価値を提供しなければいけません。
最初のコロナウィルス感染拡大から一年強たった今、ビットコイン市場への給付金の流入やコロナ由来の金融緩和は終了し、従来の経済情勢を取り戻しつつあります。
ここからがビットコインが実力を示すときです。
では、今後のビットコインの行方をテクニカル分析で見ていきます。
ビットコイン明らかな上昇トレンド継続中
今更言うまでもありませんが、ビットコインは明らかな上昇トレンドを継続しています。
上昇トレンドの継続を判断する材料は様々ありますが、概ね以下の要素がポピュラーです。
- 移動平均線のパーフェクトオーダー
- ダウ理論による高値・安値切り上げ
- 売りのセットアップが失敗して上昇する
- ちょっとした買いのシグナルで上昇する
この上昇トレンド継続の条件は、非常に端的なものですが、とても重要な判断材料ですから、覚えおきましょう。
移動平均線のパーフェクトオーダー
下の画像は、ビットコイン円の日足チャートです。
表示させているテクニカル指標は、EMAのみで、それぞれ100、200、500期間です。
はっきりとすべてのEMAが上向いていて、きれいなパーフェクトオーダーの状態であり、強い上昇トレンドであることを示唆しています。
ダウ理論による高値・安値切り上げ
下の画像はビットコイン円日足チャートを少し拡大したものです。
一方向に上昇するのではなく、しっかりと上下の波を描きながら、高値と安値を切り上げていることがわかります。
現在は高値3からの調整の時期で、下落の日が続いています。ビットコインは値幅が大きいだけに、安値3までの下落だけでも100万円近い下落幅ですが、「暴落」や「急落」という表現は当てはまりません。
上昇の中の調整であることを認識しましょう。
この調整の値動きが、安値2を下回らなければ、ダウ理論的にも上昇継続と考えられます。
逆に、安値2を下回るような値動きが見られると、上昇が一服して下落が続く(ダウントレンドに転換)可能性を検討し始めなければいけません。
売りのセットアップが失敗して上昇する
トレンドが強いときによく見られる値動きです。
通常の相場であれば、売られても良いようなセットアップが整っているにもかかわらず、売りが失敗して、上昇が継続します。
例えば、ダブルトップやヘッドアンドショルダー、オシレーターによる高値圏からの下落シグナル、ローソク足の組み合わせ(酒田五法など)などが揃っているような状態です。
ちょっとした買いのシグナルで上昇する
上昇トレンドが強い相場では、ちょっとした買いのセットアップで上昇してきます。
例えば、ダブルトップ、移動平均線タッチ、オシレーターの安値圏からの上昇シグナル、ローソク足によるシグナルなどです。
セットアップではなく、シグナル単体で上昇することも少なくありません。
だからこそ強い上昇トレンドでは、買いが優勢になりやすいのです。
特に、上昇トレンド中の高値圏で見られるダブルボトムは、有力な買いシグナルです。ビットコイン円の様々な時間足でも、確認できます。
【ビットコイン日足】
【ビットコイン円1時間足】
【ビットコイン円週足】
ダブルボトムの二点目の底で、移動平均線やフィボナッチのサポートやがあったり、オシレーターなどの買いシグナルがあったりすれば、さらに高確率な買いトレードになるでしょう。
今後のビットコインは?
今後のビットコインを占う上で、先行指標となるフィボナッチと今後成立する可能性のあるチャートパターン「スリードライブ」を見てみましょう。
フィボナッチによるビットコイン分析
フィボナッチには様々な種類がありますが、大きなくくりでフィボナッチ・リトレースメントと、フィボナッチ・エクステンションの2つに分けられます。
リトレースメントは主に押し目や戻りのポイントを測り、エクステンションは主に押し目や戻りからの再上昇、再下落がどこまで伸びるのかを測るため、レートが動く前に目安がわかる先行指標となります。
それでは、ビットコイン円の週足で、長期的な上昇目標を見てみましょう。
AからBへの上昇幅に対して、押し目Cから上昇(D地点)はどのあたりまで伸びるのかを、フィボナッチ・エクステンションで測ります。
主要な数値は1.618、2.00、2.618、3.618です。
現在は、ちょうど2.618の水準で上昇が止められていることはわかります。その前の1.618でも上昇が止められていることが確認できます。
ここから更に上昇が継続するとしたら、次の目標地点は3.168の836万円付近です。もしこの価格帯に到達したら、一旦は上昇が止まり、押し目をつけるために下落する調整期に入る可能性があります。
成立間近!?スリードライブ
スリードライブとは、3度の同じような上昇から、一転して大きく下落を始める反転のチャートパターンです。
ビットコイン円の日足チャートで確認できます。
スリードライブは、同じ上昇幅、同じ期間の上昇であるほど効果が高く、反転が起きやすいという特徴があります。
最も効果的なスリードライブを形成するのは、850万円付近です。
ここまで上昇すると、利確のショート、新規のショートが入りやすくなると考えられます。
また、先程のフィボナッチ・エクステンションで測った上昇目安の836万円付近ともかなり近い数値となりますので、この価格帯は注意が必要です。
まとめ
今回は、2つのテクニカル分析の視点から、ビットコインの上昇余地について検討してみました。
850万円から860万円付近が一つの目安となり、そこまで上昇するとトレンド転換もしくは一旦押し目をつけいいく調整期に入る可能性があります。
逆に言うと、そこまでは特に大きな節目はなく、なんらかの大きなファンダメンタルや今後の値動きによる新しい節目の誕生がなければ、まだ上昇する可能性が高いと考えられます。
変動率の大きなビットコインですから、ロット数や損切りラインの設定に十分気をつければ、積極的に利益を狙える相場と言えるでしょう。
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