FXにおいてよく使われるテクニカル分析の手法にロールリバーサルがあります。
ロールリバーサルを利用することによって、FXトレード時の適切なエントリーポイントを見極めることができ、同時にトレードの精度も成功率も向上します。
複雑な理論や計算は必要なく、単にチャート上のラインとキャンドルスティックの相対位置を観察するだけなので、非常に手軽でFX初級者から熟練トレーダーに至るまで、幅広く利用されている優れた戦略です。
本記事では、FXの成功率を最大化させるためのロールリバーサル活用法を解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事の目次
ロールリバーサルとは
ロールリバーサルとは、日本語で役割転換という意味になり、サポートライン(価格の下限)がレジスタンスライン(価格の上限)へと変化したり、反対にレジスタンスラインがサポートラインに転換する意味となります。
この現象は、トレンドが転換する時や、ある価格ラインを越えた時に頻繁に見られます。
「レジサポ転換」または「サポレジ転換」とも称され、レジスタンスとサポートラインの交換が同様の事象を示しています。
リターンムーブとの違い
ロールリバーサルと似た現象の1つに「リターンムーブ」があります。
リターンムーブとは、ラインをブレイクした後に、再びそのライン付近に戻ってくることを言います。
「ロールリバーサル」はサポートとレジスタンスの「役割の変更」に注目しているのに対し、リターンムーブは「価格の戻り」に焦点を置いているのが主な違いです。
ロールリバーサルを使うタイミングの見極め方
ロールリバーサルはタイミングを見分けて使うことが重要になります。
ロールリバーサルを使うタイミングの見分け方には以下の3つがあります。
- 見極め方①:水平線のブレイク
- 見極め方②:トレンドラインのブレイク
- 見極め方③チャネルラインのブレイク
それぞれのタイミングを詳しく解説します。
見極め方①:水平線のブレイク
ロールリバーサルを使うタイミングの見分け方の1つ目は、水平線のブレイクです。
水平線とは、サポートラインやレジスタンスラインを表しているため、そのラインをブレイクすると、市場が動くきっかけになる可能性があります。
ブレイクしたラインに再び戻ってきたらエントリーのタイミングです。
見極め方②:トレンドラインのブレイク
価格が下降トレンドか上昇トレンドかを表すトレンドラインをブレイクした時も、ロールサバールのタイミングです。
トレンドがブレイクすると、市場の動きが変わる可能性が上がります。
例えば、下降トレンドがブレイクすると上昇トレンドへと変わります。
ブレイクした後、トレンドラインに再び戻った時がエントリーのタイミングと言えるでしょう。
見極め方③:チャネルラインのブレイク
チャネルラインとは、価格の範囲を示すラインです。
チャネルラインをブレイクすると、市場の動きが逆転する可能性が高くなります。
例えば上記の画像の場合、上昇チャネルのサポートラインをブレイクしているので、サポートラインがレジスタンスラインに変わっています。
そのため、今後価格は下がる可能性が高いと予測できます。
ブレイクした後、レジスタンスラインに切り替わったラインに戻ってきた時がエントリーのタイミングと言えるでしょう。
ロールリバーサルでエントリーするまでの流れ
では、実際にロールリバーサルでエントリーするまでの流れは以下の通りです。
- Step1:反応が見られる価格帯に水平ラインを引く
- Step2:ラインのブレイクを確認する
- Step3:ライン付近でのトレンド転換でエントリー
前章で解説した見極め方を実践してみましょう。
Step1:反応が見られる価格帯に水平ラインを引く
まずは相場を捉えるところから始まります。
1時間足でチャートを確認し、「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ相場」のどれに該当するかを確認します。
相場を確認できたらブレイク時にわかりやすいように、上記の画像のように目印として水平ラインを引いてください。
Step2:ラインのブレイクを確認する
ラインを引けたら、ブレイクのタイミングを見極めましょう。
ブレイクを見極める時の注意点は、「ダマシ」に合わないようにすることです。
ダマシとは理論通りの値動きにならないことを言います。
例えば、上昇トレンドの時にブレイクが起こると下降トレンドに入ります。しかし、ブレイクしておらず再び上昇トレンドに戻ることをダマシと言います。
100%の見極め方はないですが、ローソク足のヒゲがラインにつかなくなるまでは、ブレイクの判断は待つようにしましょう。
上記の画像の場合、ヒゲがラインを超えているため、ダマシの可能性があります。
Step3:ライン付近でのトレンド転換でエントリー
ブレイクした後、ライン付近に戻ってきたらエントリーします。
ブレイクの判断が誤ってなければ、これまでのトレンドと逆方向の動きになる可能性が高いです。
サポートラインがレジスタンスラインに切り替わり、価格がさらに下落する可能性が高くなります。
まとめ
今回はロールリバーサルのトレード手法について解説をしました。
ロールリバーサルとは、トレンドの転換を見極める手法で、サポートサインがレジスタンスラインになったり、その逆が起こることが特徴です。
ロールリバーサルの具体的な見極め方は以下の3つです。
- 見極め方①:水平線のブレイク
- 見極め方②:トレンドラインのブレイク
- 見極め方③チャネルラインのブレイク
上記に該当しているかを見極めて、エントリーを行います。
ロールリバーサルでの実際にエントリーまでの流れは以下の通りです。
- Step1:反応が見られる価格帯に水平ラインを引く
- Step2:ラインのブレイクを確認する
- Step3:ライン付近でのトレンド転換でエントリー
ただし、エントリーする時の注意点は、ダマシの可能性があることです。
ダマシとはブレイクの判断が甘く、理論とは逆方向の値動きになることを言います。
本記事を参考にロールリバーサルを使いこなし、FXでの勝率アップを目指しましょう。
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