FXトレードでは、指値が入りやすいポイントを意識する事でトレードの勝率がぐんと上がります。
今回紹介する意識されるラインは、高値安値や半値・キリ番というポイントです。
トレーダーが意識するラインを本記事で詳しく解説していきます。
この記事の目次
トレーダーが意識するライン・ポイント
FXでは、利益確定・損切り・新規注文の際に指値をいれます。
指値注文は成行注文と違って、予約型の注文・決済方法です。指値はチャートに張り付いて見続ける必要がないので、仕事や家事で忙しい方に必須の注文方法です。
トレーダーが指値を入れる箇所には共通点があります。指値が集中している箇所こそ反発やトレンド継続が見込めます。
まずは、王道とも言える指値が集中するポイントを見ていきましょう。
高安値ライン
指値のポイントで最も強く意識されるのは、価格の高安値ラインです。
高安値ラインといっても、直近の高安値、上位足で見た高安値ラインと様々ですが、最も投資家が指値を入れるポイントになります。
仮に経済指標などの影響を受けて、相場が急騰急落したとしても近くに指値の集中するポイントがあれば反発する可能性が高いのです。
トレーダーの心理には「高安値ラインまで到達すれば決済、高安値ラインまで到達すれば相場は転換してくるだろう」という考えのもと指値を入れます。
時間指値
次に意識されるのは、時間ごとの指値です。あまり注目されていないと考えがちですが、意外にも注目されているポイントです。
FXで見るチャートには、様々な時間足があります。
MT4では9個の時間足がありますが、これが上位足になればなるほど「ローソク足確定前」に相場が大きく動く傾向です。
例えば、1時間足を確定させる〇時55分から〇時05分の間で相場が大きく動き出すのを見た事がある方も多いでしょう。
これは時間指値と言って、キリの良い時間帯に指値が集中することが要因となっています。
また、4時間足の確定時間も同様に注目されます。
4時間足確定時間(夏時間) | 22:00 02:00 06:00 10:00 14:00 18:00 |
4時間足確定時間(冬時間) | 23:00 03:00 07:00 11:00 15:00 19:00 |
トレーダーの心理には「マーケットオープン時に注文が集中するであろう、この時間までに到達したところで決済もしくは指値注文をする」という意識が生まれるので、キリの良い時間帯で指値が殺到する仕組みです。
前述した高安値ラインのように、投資家の集団心理から指値を入れやすい目安のポイントとなります。
キリ番・半値も意識される
キリ番と半値も、投資家が目安としやすいと考えている事から、指値の集中するポイントとなります。
しかし、結論から言うと小さな反発は見込めても、その後の転換やトレンド継続を分析するには根拠が弱いポイントです。
キリ番・半値の概要と、根拠が弱い要因を見ていきましょう。
キリ番
キリ番とは、キリの良い価格帯を指します。
例えばドル円相場が110円~111円の価格帯を推移してたとして、その時のキリ番は110.00円か111.00円です。
注文を出す際の目安となりやすい数字になるので、相場で意識されやすい価格とも言われています。
キリ番を意識した手法なども多く生み出されていますが、明確な反発ポイントにはなりにくいという欠点があるのです。
FX会社では、同じMT4やMT5を採用していても、それぞれが異なるサーバーを使っています。
そのため、各社の価格には多少のずれが生じてしまうのです。
仮にキリ番で指値を入れたとしても、他のFX会社で見たときは未到達の箇所、もしくはラインを超えた箇所がキリ番のポイントになっている場合があります。
相場を広く見て指値の入る箇所を予測する場合はいいですが、小さな値幅を狙ったスキャルピング手法などではあまり効果がありません。
また、前述した時間指値や高安値に比べると、それほど指値が集中するポイントではないので、明確な根拠として生きることはないでしょう。
半値
半値とは、その名の通り「半分の値段」を意味します。
上チャートのように、トレンドが発生してから半分ほどの値で反発をするというポイントです。
トレンドが出た後に値幅を測って、その中央あたりの位置で逆張りをするという手法が一般的となります。
これは、先ほどのキリ番に比べると効果的なポイントです。
ただし、高安値や時間指値に比べると根拠が弱いポイントでもあります。
短い時間足で見ると小さな反発をするケースも多いですが、上位足ではそれほど強く意識はされず、簡単にラインを抜くことも多いです。
「半値のラインに到達したところで順張り」を入れるトレーダーも多いので、ロング勢とショート勢の力が均衡するケースも多くなります。
それぞれに根拠を付け足すと精度の高い分析に繋がる
半値やキリ番は、FXトレードにおいてそれほど効果的なものではないですが、全く指値が集中しないという事ではないです。
それぞれに根拠を付け足す事で、精度の高い分析へと繋がります。
具体的な根拠の付け足し方を見ていきましょう。
キリ番手前での転換
上チャートは、2021年11月のUSD/JPYチャートです。
9月の末からドル買いによって強い上昇を決めていましたが、115円に到達する直前で転換をしました。
この時は、115円という価格が意識されていましたが、その手前で「もうこれ以上は伸びない」と考えたトレーダーによって売りが加速した状況です。
つまり、キリ番の指値に届くことなく転換したという事になります。
キリ番は到達後よりも、到達するかしないかが重要となるケースが多いです。
手前で反発したら投資家の集団心理によって転換する可能性が高いので、ちょうど良い金額を見るのではなく、価格への挑戦動向に注目してあげると良いでしょう。
レジサポラインの半値
半値を見る際は、レジサポラインや直近の高安値ラインと被ったポイントが効果的です。
半値そのものが意識される+高安値ラインの指値が重なるポイントとなるので、有効なエントリーポイントとなりやすいです。
トレンドが発生して、その後転換してきたとします。
そのトレンドの値幅を測って、半値のラインが直近相場の高安値ラインと被っていたらチャンスと言えるでしょう。
ただし、FXでの逆張りは値幅は抜けにくいので、トレンドほど大きな利益が見込めません。
半値や高安値の初動は反発のポイントになりますが、その後数回到達するとトレンドが出るチャンスとなるので、大きな値幅を狙う際に有効なポイントとなります。
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