最も多くのトレーダーが利用している取引ツールであるメタトレーダーMT4/MT5(MetaTrader5公式)
メタトレーダーは初心者から専業トレーダーまで利用されていて、慣れてしまえば他のツールを使う気にはならないほど使いやすい優秀な取引ツールです。
そんなMT4/MT5ですが、ときにフリーズしたように動かなくなったり動作が重たくなったりとタイムリーにレートの変動を反映してくれないときがあります。
トレーダーとしては機会損失になりかねない死活問題です。
そこで今回は、MT4/MT5の動作が重たくなってしまったときの対処法をご紹介します。
インジケーターを減らすとかそういった対処法ではないのでご安心ください。
この記事の目次
MT4/MT5が重くなるとき
世界中のトレーダーから人気を集め、非常に多くの利用者がいるMT4/MT5ですが、ときに動作が重たくなり、実戦トレードで使うに気になれないときもあります。
MT4/MT5の最大の特徴の一つに、インジケーターの豊富さがあります。
特にカスタマイズインジケーターを利用できる点を考えれば、分析の精度に制限はありません。
しかし、多くのインジケーターを表示させたり、PCのスペックを大きく超えるEAを利用していると、MT4/MT5の動作が重たくなり、レートの変動がタイムリーに反映されないことがあります。
MT4/MT5が重いことによるデメリット
MT4/MT5の動作が重たいことにより、レートがタイムリーに反映されないと、当然トレードに影響が出ます。
特にスキャルパーにとっては死活問題です。
秒単位、分単位という短時間で勝負が決するスキャルピングでは、エントリーポイントと決済ポイントが非常に重要です。
【関連記事】「秒スキャ」は本当に稼げるのか?瞬発力で利益を積み上げる方法
レートの変動が反映されないということは、誤ったタイミングでトレードを行ってしまう可能性があるということになります。
誤ったタイミングでトレードを行えば、不利な仕掛けを余儀なくされ、利益を大きく減らしてしまうことも十分に考えられます。
最悪の場合、利益が出ていたはずがマイナスで決済してしまうこともあるでしょう。
また、レートの変動が正しくチャートに反映されていない状態が続けば、今のレートが正しいのか疑念を持つようになります。
トレードに疑念は禁物です。
ただでさえタイミングがものを言う世界ですから、少しでも疑いをもてば、トレードを行うべきではありません。
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MT4/MT5の動作を軽くする方法
MT4/MT5の動作が重たくなってしまう原因として、多くのインジケーターを表示させていることが挙げられますが、分析のために使用しているインジケーターを非表示にするのは得策ではありません。
そこで、インジケーターの表示をそのままに、MT4/MT5の動作を軽くする方法をご紹介します。
MT4/MT5の動作を軽くする主な方法は、以下の3つです。
- ローソク足の表示数を減らす
- インジケーターを表示する時間足を指定する
- その他設定を無効にする
ローソク足の表示数を減らす
MT4/MT5には、自動的に過去のローソク足が表示されています。
MT4では最少で6万5,000本、最大で25万のローソク足を、MT5では最少で5万本、最大で無制限のローソク足を表示可能です。
これはローソク足でなく、バーチャート、ラインチャートでも同様です。
表示させる過去の足の数が多ければ、それだけ消費するメモリは大きくなり動作は重くなります。
トレード中にかなり過去にさかのぼってローソク足を確認することがないのであれば、表示させるローソク足の数を減らしましょう。
トレードの最中は表示数を減らし、土日などの過去検証のときに表示数を増やせば済むことなので現実的な対処方法ではないでしょうか。
表示する足の数を変更する方法
1.ツールからオプションを選択
ツールバー上部にある「ツール」から、「オプション」を表示させクリックします。
2.オプション内の「チャート」から最大バー数を選択
オプションの中の「チャート」タブをクリックし、下部にある「ヒストリー内の最大バー数」、「チャートの最大バー数」から、表示させたいバーの数を選択しましょう。
「ヒストリー内の最大バー数」は、ヒストリカルデータ内に保存されるバーの数で、「チャートの最大バー数」は、普段トレードで利用するチャートに表示させるバーの数です。
どちらもバー数が少ないほどMT4/MT5の動作は軽くなります。
インジケーターを表示する時間足を指定する
多くのトレーダーが複数のインジケーターを利用してチャート分析を行っています。
MT4/MT5では、インジケーターを設定すると、基本的には全ての時間足に表示されます。
全ての時間足で表示させたければそのままで良いですが、そうでなければインジケーターを表示させる時間足を選択しましょう。
時間足を選択することで余計なインジケーターの表示を減らせます。
これによりPCの負担を軽減でき、動作が軽くなります。
インジケーターを表示させるには、まずインジケーター上で右クリックし、「プロパティ」を表示させます。
次に、「表示選択」をクリックし、表示させたい時間足のチェックボックスにチェックを入れ、使用しない時間足のチェックは外しましょう。
普段、データウィンドウを利用しない方は、「データウィンドウに表示」のチェックを外すことで、更にPCの負担を軽減可能です。
その他設定を無効にする
最後に、その他設定を無効にする方法をご紹介します。
その他設定とは、MT4/MT5の初期設定にあるトレードにはあまり関係のない機能のことです。これら機能が初期設定で有効に設定されています。
トレードにあまり関係のない機能とは、例えば、音声設定やニュース、使用しない気配値などです。
こういった機能を無効、または非表示にすることで、MT4/MT5の動作は軽くなります。
まず、チャート上部の「ツール」から「オプション」を選択しましょう。
次に、「音声設定」をクリックし、「有効にする」のチェックを外します。
これで、MT4/MT5を立ち上げたときの音や、エントリー、決済時の音などが無効になります。
また、「サーバー」内の使わない機能を無効にすることも効果的です。
プロキシサーバー、DDEサーバー、ニュースは無効にしていても通常のトレードに全く支障がありません。
最後に、普段使わない気配値を非表示にしてみましょう。
ツールバーにある「気配値」をクリックして表示させ、気配値内で右クリックし、「通貨ペア」をクリックします。
すると、取り扱いのある通貨ペアやCFD銘柄が表示されますので、不要な通貨ペアまたは銘柄を選択し、「非表示」をクリックしましょう。
これで、不要な気配値が非表示になります。
まとめ
今回は、MT4/MT5の動作を軽くする方法をご紹介しました。
MT5はMT4に比べて使用メモリが多少軽減されていますが、それでも多くのデータを使いますし、インジケーターを複合的に組み合わせたり、EAを稼働させるとどうしてもPCの負担は重くなりがちです。
PCのスペックを上げても良いですが、現状のPCでトレードをするなら、MT4/MT5の内部設定を変更し、動作を軽くする工夫が必要です。
MT4/MT5の動作が重くて悩んでいるトレーダーは、今回の方法をすぐに試してみましょう。
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