急速に注目を集めている分散型金融DeFiですが、そのシステムを利用した取引所、DEXによるイールドファーミングは、高利回りを実現できる投資方法です。
その仕組を理解することや通貨の選定、取引所の選択は、投資の成否を左右する可能性があると言っても過言ではありません。
今回は、ハイリターンを見込めるイールドファーミングについて詳しくご紹介します。
この記事の目次
イールドファーミングとは
イールドファーミングとは、仮想通貨を取引所に貸すことで、利息や手数料といった報酬を得られる仕組みです。
近年よく聞くDEXと呼ばれる分散型取引所は、従来の取引所に比べて流動性に欠ける部分があるため、多くの仮想通貨を集めて高い流動性を確保したいと考えています。
そのため、投資家が保有している仮想通貨を貸し出すことで、報酬を得られるようになっているのです。
イールドファーミングによる利息や手数料は、取引所や貸し出す仮想通貨によって異なりますが、数%~場合によっては数千%/年の利息が付くこともあるほど高利回りが見込める投資方法といえます。
イールドファーミングの利回り
APR | Annual Percentage Rate(年換算利回り) 複利を含まない年換算の収益率(%) |
APY | Annual Percentage Yield(年収率) 複利を考慮した年間の収益率(%) |
イールドファーミングの利回りはAPRとAPYで表記されます。
APRとAPYの違いは上記の表をご覧ください。
APYは複利を考慮した年間の収益率なので、APRよりも断然数字が大きくなります。
イールドファーミングと流動性マイニング
イールドファーミングによって新規トークンを受け取ることを、流動性マイニングといいます。
マイニングといえば、マイナーと呼ばれるビットコインなど仮想通貨発掘業者が行うものを思い浮かべる方も多いかもしれません。なんだか敷居が高いですよね。しかし、流動性マイニングは取引所に仮想通貨を貸し出すだけで、報酬として新規トークンを受け取る方法なので誰でもできます。
流動性マイニングによるポジティブサイクル
流動性マイニングを行うことで、トークンの流通量が増えます。
トークンの流通量が増えれば、流動性が確保され、取引に参加する投資家も増えるため、トークン自体の価格上昇も見込めるでしょう。
トークンの価格上昇はトークンやプラットフォームの注目度を高め、さらなる投資家の収集と価格上昇に寄与するというポジティブなサイクルが回り始めます。
このようなサイクルが発生するため、イールドファーミングは大きな注目を集めているのです。
イールドファーミングのメリット
イールドファーミングの最大のメリットは、その利回りの高さです。
冒頭でもお伝えした通り、イールドファーミングの利率は、数%~数千%/年となっています。
大きな利回りが見込めるため、投資家からすれば非常に魅力的な市場といえるでしょう。
DeFiとイールドファーミング
最近、仮想通貨界隈でよく聞くDeFiですが、イールドファーミングとは深い関係があります。
DeFiとは分散型金融という意味で、英語では「Decentralized Finance」となります。
中央集権的な管理者が不在の金融システムで、利用者それぞれが資産の管理を行い、直接受け渡しを行います。
中央の管理者がいないため、手数料が安く、迅速な取引が可能です。
このシステムを利用した取引所が分散型取引所(DEX)で、バイナンスなどがこれにあたります。
非常に優秀なシステムなのですが、まだ流通量が不十分であり、イールドファーミングによる流動性の確保が不可欠です。
その分、イールドファーミングによる大きな利回りは継続しており、参加者が急増する前段階である今がチャンスと言えます。
イールドファーミングのデメリット
イールドファーミングは、流動性マイニングによって新規トークンを獲得できたり、大きな利率の利息が見込める一方で、デメリットも存在します。
投資を行う上で、デメリットの把握は欠かせません。
必ず確認してから、イールドファーミングを行いましょう。
イールドファーミングの主なデメリットは以下の通りです。
- 詐欺の可能性
- ハッキングの恐れ
- 利回りの変動
- 価格の暴落
詐欺の可能性
仮想通貨には、いつまでも拭えない怪しいイメージがありますが、取引所が上場コインなどのプロジェクトの審査を行うようになり、かなり改善してきました。
しかし分散型取引所には管理者がいないため、プロジェクトの審査等がありません。
そのため、悪徳な詐欺まがいのプロジェクトも紛れ込む可能性が十分に考えられます。
通貨の下調べを行ってから、資金を投下する必要があります。マイナーな通貨の場合は情報が少ないこともあるので注意が必要です。
ハッキングの恐れ
マウントゴックス事件やコインチェック事件、The DAO事件など、仮想通貨界隈にはハッキングによる資金の流失リスクが常につきまとってきました。
システムが強化され、大きな事件は減ってきましたが、それでも何らかのバグを突いたハッキングの可能性が消えたわけではありません。
Defiから仮想通貨がハッキングされて盗まれたということも近年でも結構あります。
利回りの変動
急速に注目を集めているイールドファーミングですが、まだまだ十分な参加者が得られているとは言いづらいのが現状です。
だからこそ圧倒的に高い利率で報酬を得られるわけですが、今後参加者が大きく増加すれば、必ず利率が低下していきます。
このようにイールドファーミングはハイリスク・ハイリターンであり特に変化が激しい業界ですから、その動向は常にチェックしておく必要があります。
価格の暴落
利回りが数千パーセントあるような通貨は一見非常においしく感じますが、実際は価格が暴落しやすいので注意が必要です。
魅力的な年利に踊らされずに慎重に検討しましょう。
イールドファーミングで高利回りの通貨はこれ
2021年6月現在、大きな利回りが見込める通貨ペアは非常に多くあります。
中でも高利回りの通貨ペアをご紹介します。
なお、表示の利回りは全て、2021年6月1日時点のものです。
通貨ペア | 年利 | 報酬タイプ |
BEL/USDT | 373% | BEL |
SFG/DAI | 333.21% | SFG |
ARPA/USDT | 315% | BEL |
SFI/ETH | 217.56% | SFI |
まとめ
今回は、イールドファーミングについて、基礎的な知識をお伝えしました。
今後DEXやイールドファーミングがますます注目され、取引参加者が増えれば、流動性の確保や価格の上昇といった利点がある一方で、イールドファーミングによる利回りが減少していくはずです。
まだその段階まではきていませんが、後発組にならないためのに情報を収集し迅速に行動に移していくことが大切になってきます。
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