FXを始めてみたけど、取引マイルールがまだ確立されていない方は、トレードの行動指針となる軸がないため、無駄な取引や感情による無益な取引によって大損してしまうことがあります。
裁量トレードで絶対に必要なのは取引のマイルール化。
今回は、FXの取引マイルールについて、攻め・守りの双方のルールの作り方を解説します。
この記事の目次
FXの取引マイルールとは
FXの取引マイルールとは、損益の結果を改善するために決めるものです。
FXの取引ルールを作る場合、攻めと守りの双方をルール化することが重要です。
- 攻めのルールは利益最大化
- 守りのルールは損失最小化
つまり、マイルール通りに取引を繰り返せば、「自然と損小利大になる」ということです。
FXの取引ルールの作り方「攻めのルール」
まずは、利益を最大化するための攻めのルールです。
3つの攻めのルールを徹底することで、優位性の高い取引ができ利益の積み上げができます。
【攻めの取引ルールの作り方】
- リスクを抑えながら利益を伸ばす
- 目標利益を事前に決める
- 機械的に取引を重ねる
それぞれ確認していきます。
リスクを抑えながら利益を伸ばす
部分利確やトレール注文を活用することで、リスクを抑えながら含み益を伸ばします。
部分利確とは、保有中のポジションを一括決済するのではなく、1/2や1/3のポジションをあえて残して、含み益の最大化を狙うことです。
例えば、米ドル/円の買いポジション(103.300)を10万通貨、保有していたとします。
このとき、思惑通りに上昇が続き、レート価格が103.800になった場合、含み益は5万円です。一括決済したら5万円の利益が確定しますが、ここで半分(2万5,000円)を利確して、残りのポジションはトレール注文を活用します。
関連記事:MT4/MT5トレール注文方法|スマホアプリでもトレイリングストップ設定できる?
トレール注文は、価格レートが上昇(下落)した場合は逆指値注文のラインも上がる(下がる)ため、逆指値は103.500(含み益=1万円)で、指値は104.300(含み益=5万円)などに設定します。
少し複雑になりましたが、一括決済の場合は5万円の利益だったものが、トレール注文により分割決済することで、最大で10万円まで利益を伸ばすことができるのです。
つまり、思惑が外れて下落した場合でも、3万5,000円(1回目の利確2万5,000円+逆指値注文の1万円)の利益は確定しているため、リスクを抑えながら利益を伸ばせることになります。
目標利益を事前に決める
FX取引でエントリーするときに事前に目標利益を決めます。
なぜなら、「どこでエントリーして、どこで決済するのか」をあらかじめ考えておくことで、取引の精度が上がるからです。
例えば、フィボナッチリトレースメントの38.2%や61.8%のように、視覚的にわかりやすいラインを目安にします。
これは、利確だけでなく損切ラインの目安にもなるため、FX初心者の方におすすめです。
また、現在のレート価格でエントリーした場合、目標利益に到達するためにはどれくらいの値幅が必要なのか、注文単位はどれくらいのロット数にするのかを、事前に決めてからエントリーします。
例えば、10万通貨でエントリーして、10pipsで1回目の利確、20pipsで2回目の利確など、部分利確しながら「何回目まで思惑通りに利確できるか」を検証するのもいいでしょう。
この場合、「3回目まで利確できたら80点の成果だな」のように、段階的な目標利益にする方法もあります。
機械的に取引を重ねる
取引ルールを決める場合、当然ですがルールを徹底することが重要です。
ルール通りに取引して回数を重ねることで、「ここは微調整したほうがいいな」「利確幅を広げて損切り幅を狭くしたい」など、より具体的な検証結果がわかります。
そのためには、ルール通りの機械的な取引が重要です。
一方で、FX取引にはメンタルの葛藤がつきものであり、負けが続いて熱くなった結果、ルールを破ってエントリーして大損したなどはよくある話です。
取引ルールの精度を上げるためには、ルール通りに機械的な取引した場合の検証結果が必要であり、その結果によって微調整・改善できると覚えておきましょう。
機械的な取引が苦手な方はEAによる自動売買がおすすめです。
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FXの取引マイルールの作り方「守りのルール」
ここからは、損失を最小化するための守りのルールについて解説します。
3つの守りのルールを徹底することで、無駄な取引が減り、適切に損切りできるようになります。
【守りの取引ルールの作り方】
- 損切りラインを明確化する
- 資金管理を徹底する
- 取引のシミュレーションをする
それぞれ確認しましょう。
損切りラインを明確化する
損切り幅が狭い位置でエントリーすると、優位性の高い取引になります。
例えば、上記画像の水平線は、三角チャネル内で売りポジションを持っている人の損切りラインに、トレンドラインは買いポジションの損切りラインの目安になります。
これは、水平線を上抜けた場合は上昇の勢いが強まり、トレンドラインを下抜けた場合は下落の勢いが強まりやすいため、値幅が広がる前に損切りするためです。
また、水平線は直近の上値抵抗線に、トレンドラインは下値支持線として機能しているので、「これ以上は上がらないライン」「これ以上は下がらないライン」として意識されています。
そのため、こういった上値抵抗線・下値支持線をブレイクした場合は損切りするなど、「ここまできたら損切りする」というラインを、エントリー前に決めておきましょう。
資金管理を徹底する
資金管理とは、FX口座の証拠金にあわせてロット数を決めるなど、証拠金維持率を調整することです。
国内FXの場合はレバレッジ25倍までと決められているため、1~3倍が安全に運用できる目安になります。
一方で、海外FXでは追証が発生しない「ゼロカットシステム」を採用しているため、1000倍前後の高レバレッジでも、資金管理をしながら利益を追求できます。
関連記事:ハイレバレッジでおすすめの海外FX業者
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ハイレバレッジ=危険という印象もまだありますが、短時間で効率良く利益を追求するために必要なものです。そのため、国内FXで「追証あり」の低レバレッジの取引をするか、海外FXで「追証なし」の高レバレッジで取引するかを検討すると、海外FXを利用したほうが効率良く稼げるといえるでしょう。
取引のシナリオを考える
FX取引では、エントリー前のシナリオ作りが重要です。
なぜなら、取引内容を言語化すると、冷静に売買できるからです。
例えば、「デイトレードの利確幅は20pips/損切り幅は10pipsにする」「利確の目安は、フィボナッチリトレースメントを使う」「損切りの目安は、直近安値・直近高値のラインにする」「エントリータイミングは、トレンドラインにタッチして反発したとき」「スキャルピングの場合は高レバレッジを使ってOK」など、詳細をあらかじめ決めておきましょう。
そうすることで、なんとなくエントリーして損失を出すような無駄な取引が減り、自分が具体的に何をすればいいのかがわかります。慣れてくると、取引前に考えることがなくなるため、機械的な取引を繰り返せるようになります。
取引ルールを厳守して損小利大を実現しよう
FXの取引ルールを作成して、取引ルールに即した内容でトレードを続けることで、微修正をしながら徐々に精度の高い取引ができるようになります。
闇雲に取引するだけでは回数を重ねる意味がないため、「なぜここでエントリーしたのか」「なぜこのタイミングで利益確定するのか」「なぜ当初の予定ではない局面で損切りしたのか」といった一つひとつの行動について、言語化できるようにしましょう。
言語化することで頭の整理がつき、取引ルールを洗練させる際に役立ちます。ぜひ取り入れてみてください。
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