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FX相場のボリューム(出来高)から値動きを分析する方法

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FXでは相場の流動性や取引状況から先の値動きを予測することができます。

これらは全てボリューム(出来高)というインジケーターで示すことが可能で、各種インジケーターによって様々な使い道があります。

本記事ではそんなボリューム(出来高)の概要と、インジケーターの特徴について詳しく解説していきます。

ボリューム(出来高)とは

ボリュームとは相場の出来高を示す指標です。

為替相場に限らず金融市場で取引が成立するには、売り手と買い手が存在しています。

  • 相場の流動性が低い → 売り手と買い手がマッチしにくい状態
  • 相場の流動性が高い → 売り手と買い手がマッチしやすい状態

普段の為替相場でボラティリティ(出来高)が小さいまたは値動きが少ないというのは「相場の流動性が低い」という状況です。

反対に市場が活発な時は、売り手と買い手がマッチしやすい流動性が高い状態を指します。

これらの現象をボリュームと一括りに表現して、取引量の多さは出来高とされています。

要約すると、一定期間内に売買注文が成立した数量をボリュームで表現します。

  • 売買注文が多い → ボリューム(出来高)が多い
  • 売買注文が少ない → ボリューム(出来高)が少ない

このボリュームを見て、FXのトレーダーは先の値動きを予測していく事になります。

ボリューム(出来高)で売買の活発を判断

ボリューム(出来高)は売買の活発さが判断できる指標です。

市場ではボリュームが先行するという考えがあります。

金融市場においてボリュームが活発になると、その時点では小さな値動きであったとしても市場参加者の豊富さや市場に流れる金額の多さから、その後トレンドに繋がりやすいと考えらているのです。

ボリューム(出来高)は主に株式市場でよく使われる指標ではありますが、これはFXの取引でも同じような現象が起きやすい傾向にあります。

下のチャート画像の赤い枠部分をご覧ください。

ボリューム(出来高) テクニカル分析

ローソク足のサイズがかなり小さい状態で推移している事が分かります。

この状態では通常、「値動きが少ない」「流動性がない(低い)」と判断される箇所です。

しかしこの時点でボリューム(出来高)が高い水準であれば、その後に発生した上昇トレンドに納得がいきます。

ボリュームは小さなローソク足であったからといって低くなるとは限りません。

売りと買いの力が均衡している状態でも、相場の流動性があればボリュームは活発になります。

このように小さいローソク足であっても、ボリュームが高ければ「トレンドが発生する可能性がある」といった仮説を立てる事ができるのです。

FXにおけるボリューム(出来高)の定義

株式市場では、その相場に応じた正確な出来高がインジケーターや板情報などで確認することができます。

しかしFXでは正確な出来高というものが判断できないです。それは、FXの仕組みが株式とは異なっている事が要因となっています。

FXでは顧客の注文情報がそのままインターバンク市場に流れるのではなく、まずFX会社を通して行われる仕組みです。

そこでFX会社がスプレッドを上乗せしてそのスプレッド差を利益としています。

FX会社と一言にいっても膨大に会社が存在するので、その膨大な会社の注文を正確に把握する事ができません。

また、通貨の売買は世界中のトレーダーによって行われるため、株式などに比べて注文数そのものを正確に把握できないのです。

そのため、FXにおけるボリュームはティックボリュームを基準とした算出となります。

ティックボリュームとは、FX会社から提示される価格の1つ1つがレート提示ごとに更新される仕組みです。

株では東京証券取引といった明確な取引所があるので、ボリュームの算出を正確に測れますが、FX市場には取引所がないことから、このレート1つ1つの動きを参考にしているのです。

ボリューム系インジケーターとその特徴

次は、MT4に標準搭載されているボリューム系インジケーターとその特徴を解説していきます。

ボリュームを使って相場分析の幅を広げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

MFI(Money Flow Index)

MFIとは、MT4に標準搭載されているボリューム系インジケーターの1つです。

挿入するとMT4のサブチャート内に1本の線が表示されます。

特徴としてはRSIによく似た計算式を使っているという事です。

RSIは価格帯より相場の売られすぎ、買われすぎを判断するインジケーターですが、MFIはこのRSIの計算式に出来高が組み込まれています。

ボリューム(出来高) MFI

上のチャートには赤→MFI、青→RSIを挿入したものです。

出来高が盛り込まれていることから、RSIと同じ期間を選択した際にRSIよりも反応が早いという特徴があります。

RSIよりも相場分析の正確性が高く、レンジ相場内での売られすぎ買われすぎ水準を出来高も考慮したうえで示してくれます。

On Bance Volume

オンバランスボリュームは、アメリカの分析家であるジョゼフ・E・グランビル氏によって提唱されたボリューム系の指標です。

出来高が市場に与える変動要因を捉えるために作られた指標と言われています。

  • On Bance Volume上向き → 短~中期の上昇トレンドが発生する
  • On Bance Volume上向き → 短~中期の下降トレンドが発生する

上昇幅と下降幅を線の傾きで表現しており、買い勢力と売り勢力の力具合を示すのに有効です。

ボリューム(出来高) テクニカル分析 オンバランスボリューム

傾きを見るのと共に、サブチャートに表示させたオンバランスボリュームの高安値更新を見る事が重要となります。

ローソク足よりも機敏に反応するので、押し目や戻り売りを意識したトレンドの強弱が測れるのです。

明確なエントリーポイントというよりは、相場の環境認識として利用されるケースが多い傾向にあります。

Volumes

Volumesは前述したインジケーターとは違って、相場の出来高が一目で確認できるインジケーターです。

現在の相場が静かであるか活発であるかを確認できます。

ボリューム(出来高) 値動き分析

ご覧のように、相場ごとの出来高が棒グラフで表示されており、流動性を一目で確認可能です。

しかし、先ほど解説したようにFXのボリュームはあくまでもレート更新の回数で表現されるため、このように出来高のみを示すインジケーターは優位性が低いと言われています。

全く根拠がないわけではないですが、この指標だけを見て判断するのは危険と言えるでしょう。

全てのボリューム系インジケーターに共通する事ですが、複数の根拠と組み合わせて明確なポイントを探すことが重要です。



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