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米国債利回りが上がるとドルはどうなる?長期金利とドルとの相関関係

更新日:

米国債の利回りが上昇していることが度々ニュースになっています。実は、米国債利回り長期金利の上昇は最近始まったことではありません。

2020年夏ごろに底をうち、じわじわと上昇を開始した米国債利回りは、1.5%を超えています。(2021年3月現在)この上昇に合わせるように、米ドル円のレートも上昇してきました。

今回は、米国債利回りとドルの関係性を明らかにしていきます。是非、米ドル絡みのトレードの参考にしてください。

米国債利回りとは

そもそも米国債とは何でしょうか。

米国債とは、アメリカの財務省が発行する国債のことで、国債を買うということはアメリカにお金を貸すことと同じです。

世界の基軸通貨といわれる米ドルを発行するアメリカの国債であり、アメリカの債券市場は、世界でも非常に高い注目度を有しています。

特に日本は、世界でも有数の米国債保有国として知られていて、その保有量は2019年6月に、中国を抜いて世界トップとなりました。

国債には利息がつきます。国債を購入した額面の金額に対して毎年受け取れる利息の割合を利率といい、発行国の信用度や政策金利の水準などによって変動します。

また、国債利回りとは購入した金額に対する利子も含めた利益の割合のことです。

国債には5年国債や10年国債といったように償還期限があり、一般に償還期限が近い方が利回りが低く、償還期限が遠い方が利回りが大きくなる傾向にあります。

これは、期限の長い債券の方が価格変動リスクが高いためです。

国債市場が落ち着いていて、価格の推移が安定しているとこのような状態になり、このような状態を「順イールド(Normal Yield)」といいます。

しかし、国債市場が不安定で、混乱をきたしているようなときは、期限の遠い国債の方が利回りが低くなり、期限の近い国債の方が利回りが高くなることがあります。

 

このような状態を「逆イールド」といい、投資家はリスクを回避する行動をとろうとします。

米国債利回りにより、ドルの動向を観察する際は、「逆イールド」のような特殊な状態にも注目してみましょう。

 

米国債利回りとドル円の相関関係

一般に、米国債利回りの上昇は米ドルにとっては買いの材料となります。

時に米国債の変動が先行することがありますので、丁寧に観察していればドル円で利益を得る好機となるでしょう。

米国債利回り ドル円 相関関係

 

ただし、米国債利回りの変動要因にも注意を向ける必要があります。

例えば、市場のリスクオン(投資家がリスクを負おうとする強気な状態)で米国債利回りが上昇している局面では、米ドル円もそれに付随して上昇する傾向です。

 

一方、市場が不安定で、投資家が投資を控えるリスクオフの状態で米国債利回りが上昇すると、米ドル円はついていけず、逆に下落することさえあります。

 

ドルインデックスを見てみよう

ドルインデックスとは、ユーロやポンド、円など世界の通貨に対する相対的な価値を指数化した指標です。ドルインデックスのシンボルは「DXY」や「USDX」と表記されます。

ドルインデックスチャートからは、ドルの各通貨に対する相対的な価値の変動を確認することができるため、ドル円やユーロドル、ポンドドルなど米ドル絡みの通貨ペアをトレードする際に役立ちます。

米ドル円とドルインデックスの値動きを重ねたチャートを見てみましょう。

米国債利回り ドル円 相関関係

日足チャートなので、かなり長いスパンでの値動きになりますが、ドルインデックスが先行して下落していることがわかります。

ドルの各通貨に対する相対的な価値が上昇できず、力なく下落していき、それに引きずられて対円でも円高方向に推移したというシナリオが考えられます。その後、ドルインデックスが先に底をうち、上昇し始めてから米ドル円も上昇しようとしている点にも注目しましょう。

さらに、ドルインデックスと10年米国債利回りを表示させてみます。

米国債利回り ドル円 相関関係

一見、この二つの指標には相関性がない様に見えます。

ここに米ドル円チャートを加えてみます。

米国債利回り ドル円 相関関係

1つのチャートに三つの指標を重ねて表示しているため、少し見づらく感じるかもしれませんが、大切なのはドル円の変動を知るための分析であるという点です。

各指標がドル円に対してどう動いているのか、どのような関係にあるのかという点に着目しましょう。

そういった視点で見てみると、国債の価格変動がドルインデックスよりも先行してドル円の価格変動に影響を与えていることがわかります。

つまり、国債の変動を先行指標として、ドルインデックスがその変動についてきたところで、米ドル円のトレード方向を定めて、仕掛けられるということです。

 

そして、2021年3月現在、国債利回りは既にしっかりと上昇しており、ドルインデックスも米ドル円もそれについてきている状態です。

長期的な円安相場となる可能性が十分考えられます。

なお、ドルインデックスのチャートは、海外FX業者大手のXMのMT5でも表示させられますので、是非ご自身のチャートで確認してみてください。

米国債利回り ドル円 相関関係

関連記事:XMのMT5口座開設方法とMT5ダウンロード方法|簡単な口座開設方法

 

米国債利回りを確認する方法

米国債の利回りを確認する方法は様々ですが、もっともポピュラーで簡単に確認できるのは、Investing.comやBloombergです。

これらのサイトは、金融ニュースやリアルタイムチャート、ポートフォリオ、株式市場・FXなどのライブ相場データを提供する金融情報ポータルサイトとして知られ、世界中のトレーダーの情報源となっています。

 

【Investing.com】

https://jp.investing.com/

米国債利回りを確認する方法

【Bloomberg】

https://www.bloomberg.co.jp/

米国債利回りが確認できるサイト

国債以外にも、仮想通貨や金や原油などのコモディティ市場の詳細な情報もいち早く報じていますので、ファンダメンタル分析を得意とするトレーダーにもおすすめです。

まとめ

今回は、今注目を集めている米国債利回りと米ドルの関係について解説しました。

米国債利回りは、一部では米ドル円の値動きと相関性がないなどといわれていますが、ドルインデックスなどの指標以上に先行して米ドルの価格推移を示唆してくれる、重要な指標です。

その関係性をご自身の目で確認し、より有効なトレード手段を掴んでください。

今年は、もしかしたらドル円の円安トレンドが続く年になるかもしれません。



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