FXトレードをしていると「ストップ狩り」という言葉を聞いたことがあると思います。
国内FX業者では良くあるという噂ですが、海外FX業者ではストップ狩りはほとんどないといっても良いです(理由は後述します)
ストップ狩りはFXの業界でレート操作により個人投資家の利益を狩る事を指すものです。
本記事ではストップ狩りについて、概要から回避方法までを詳しく解説していきます。
この記事の目次
ストップ狩りとは
ストップ狩りとは、レートを意図的に操作して個人投資家の損切り注文を狩り取る事を指します。
FXでは指値・逆指値といったレートを指定した価格で予約する予約型の注文方法がありますが、決済時も同じようにレートを指定可能です。
損切り時の指値決済はストップロスとも言われており、その損切り注文が集中している価格帯を狙ってレート操作をするというものになります。
下のチャート画像を例にして見ていきましょう。
上チャートでは買いポジションを保有している時の例です。上昇予想のため、損切りをするレートはエントリー価格よりも下の値となります。この赤いライン上に自身だけでなく、他にも多くの投資家がストップロスを入れていたとしましょう。その後に来る急激な下落後でストップロス注文の値まで価格が下落してしまいます。
ストップロスを入れている投資家のポジションはこれにより、次々と決済されてしまうのです。次々と損切りが行われた後はすぐに上昇に転じて価格を元の値まで戻します。
ストップ狩りはこの状況でいう急落を加速させた現象を指しており、個人投資家をパニックにさせる要因と言えるでしょう。
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3種類のストップ狩り
ストップ狩りは主に3種類存在すると言われています。
- FX会社による意図的なレート操作 → 違法
- サーバートラブルによるストップ狩り → グレーゾーン
- 機関投資家によるストップ狩り → 合法
次はそれら3つのストップ狩りについて見ていきましょう。
FX会社による意図的なレート操作
国内FX会社は、意図的にレートを操作してストップ狩りをしているという噂もあります。
実際に過去には会社側がレート操作をして、ストップ狩りが発生した事例も存在しているのです。当然このようなレート操作は違法となります。現に過去でレート操作が発覚した会社は摘発をされ倒産しました。
海外の海外FXではこのようなレート操作は起こりえないと考えていいでしょう。
理由は下記です。
- NDD方式によりスプレッドで利益を出す会社が多い
- MT4といった共通のプラットフォームを採用
- ネットやSNSの普及ですぐに発覚するリスク
海外FX業者の多くはNDD方式を採用しているからです。
NDD方式は、トレーダーの注文を直接インターバンクに流すためFX会社が間に入りません。
逆にDD方式は、ディーリングデスクを置いているため、トレーダーとインターバンクの間でプロのディーラーが仲介を行うためトレーダーの注文を実際に市場に流すかどうか判断しています。
DD方式は国内FX業者がほとんど採用している方式です。
DD業者は特徴としてスプレッドが狭いということが挙げられます。国内FX業者は海外FX業者にくらべてスプレッドが極端に狭いですよね。国内FX業者はスプレッドで設けているのではないことがわかります。
海外FX業者は、顧客のスプレッドで利益を出している会社が多く、ストップ狩りで顧客を負けさせても利益には何の影響も出ません。
顧客のトレーダーが儲けて長くトレードをしてくれたほうが稼げるのです。
また、MT4/MT5という共通のプラットフォームを採用している事から、意図的なレート操作をしてもすぐに発覚してしまいます。
レート操作をすることによって顧客離れが加速してしまうので、海外FX業者ではレート操作によるストップ狩りを恐れずにほとんどの会社で安心して取引が可能です。
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サーバートラブルによるストップ狩り
海外FX業者のようにMT4やMT5といった共通のプラットフォームを採用しているとしても、各社で使っているサーバーには違いがあります。
チャートの値動きは同じでも使う会社によって若干の価格に違いがあるのを見た事があるでしょう。
これは各社で使っているサーバーが異なる事が要因で起きる現象です。
会社によってサーバーの強いところ弱いところとありますが、当然サーバーの弱い会社ではトラブルによるレートずれなどが発生してもおかしくはないと言えます。
特に変動幅の荒い箇所や流動性のないポイントで発生しやすいですが、これに関しては意図的ではないと取れるのグレーゾーン知認識されている傾向にあります。
【関連記事】暴落時、XMは安定稼働だった理由|国内FX業者はサーバーダウンで損失出す被害報告多数
機関投資家によるストップ狩り
ストップ狩りの最も考えられる大きな要因は機関投資家による意図的な売買です。
機関投資家とは相場を動かせる資金力のある投資家を指します。ヘッジファンドとも呼ばれ、機関投資家がFX市場に参入するとダマシや相場急変動の要因になると言われているのです。
機関投資家がストップロス方向の注文を入れて相場が大きく動いたとします。
その動きに驚いた個人投資家は、ストップロス注文を入れてないポジションであったとしても慌てて決済をして相場の急騰急落が発生する仕組みです。
これに例に関してはしっかり市場へお金が流れていく事で起きる値動きとなります。そのため違法性はなく、戦略として語られるケースが多いです。
私たち個人投資家はこの機関投資家によるストップ狩りを回避していくべきであると言えるでしょう。
ストップ狩りの起きやすいポイントと回避方法
ストップ狩りの発生しやすいポイントを把握しておけば、自身でトレードをする際の回避にも繋がります。
100%の回避は難しいと言えますが、少しでも回避をして余計な負けを減らしていく事が重要です。
上位足での高安値ライン
高安値ラインは多くの投資家に意識される価格帯です。
FXで指値や逆指値を入れる基準にもなりやすい目安の価格と言っていいでしょう。
指値や逆指値の注文が入りやすいという事は、その分ストップ狩りにも合いやすい価格であるとも考えられます。
特に上位足では強く意識されるので、日足や週足などで意識される価格帯のポイントから指値の位置をずらすなどして対策をしましょう。
目安となるキリの良い数字
FXではキリ番と呼ばれる、100.000円のようなキリの良い数字も意識されやすいです。
数値が分かりやすいことから、個人投資家が利確損切りの指定をしやすい価格帯とも言えます。
当然機関投資家にも意識がある事から、キリの良い数字に相場が近づくとストップ狩りを仕掛けやすいポイントになると言えるでしょう。
キリの良い数字付近で損切りラインを設定する際は、分割で決済指値を入れておくと良いです。
数ポジションは巻き込まれたとしても、他のポジションは残した状態で再起できる可能性があります。
また、あらかじめキリの良い数字から深めの位置でストップロスを指定するのも1つの手段と言えるでしょう。
ストップロスの入りやすい価格帯を避ける事が重要
国内FX業者でストップ狩りを回避するには、本記事で紹介したキリ番や高安値ラインといった多くの投資家に意識される価格帯を避ける事が賢明です。
分割で決済指値を入れておく対策や、善し悪しありますが、あえて深めに決済ポイントを設定することで、ストップ狩りが発生しても回避しやすいと言えるでしょう。
機関投資家の参入はいつ起きるかという予想ができないものです。
仮に巻き込まれても、メンタルを保って資金管理ができるトレードを目指していきましょう。
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