トレンドを見極める手法の一つとしてパーフェクトオーダーがあります。
パーフェクトオーダーは確実性の高いチャートパターンなのでぜひ覚えておきましょう。
多くのトレーダーが参考にしている手法ですからね。
それでは、トレンドを判断した順張り手法「パーフェクトオーダー」の見方などを紹介します。
この記事の目次
パーフェクトオーダーとは
パーフェクトオーダーとは、直訳では「完ぺきな注文」となります。
まずはチャートを見てください。チャートを見た方がわかりやすいと思います。
色が薄くて見にくくてすみません。
緑の線が「25日移動平均線」青の線が「75日移動平均線」赤の線が「200日移動平均線」です。
①と②で囲ってある部分は3本とも同じ方向を向いています。
使用する移動平均線の種類は、指数平滑移動平均線(EMA)で良いです。
パーフェクトオーダーとは、移動平均線を用いたテクニカル手法で3本の移動平均線が同じ方向を向いているときのことを指します。
短期・中期・長期の移動平均線が交わることなく同じ方向を向いているときのことです。
パーフェクトオーダーの特徴
パーフェクトオーダーの6つの特徴をまとめました。
- 短期・長期・長期の移動平均線がすべて同じ方向に向いている
- 上昇トレンドの場合は長期、中期、短期線(下から見て)の順に並んでいる
- 下降トレンドの場合は短期、中期、長期線(下から見て)の順に並んでいる
- トレンドが中長期で続く傾向がある
- 角度が急なほど強いトレンドが出ている状態
- パーフェクトオーダー中は順張りトレード
移動平均線の長期、中期、短期線が同じ方向に向いている
- 長期、中期、短期線の3本すべてが上に向かっている場合は、強い上昇トレンド
- 長期、中期、短期線の3本すべてが下に向かっている場合は、強い下降トレンド
パーフェクトオーダーは、移動平均線の長期、中期、短期線の3本すべてが同じ方向に向かったら強いトレンドが出るサインです。
上昇トレンドは上から「短期・中期・長期」、下降トレンドは「長期・中期・短期」の順番で移動平均線が並びます。
角度が急なほど強いトレンドが出ている状態
3本の移動平均線の角度が急な時ほどトレンドが強く出ている状態です。
ただし、トレンドが短期間になる可能性もあります。
逆に移動平均線の角度が十分ではない場合、トレンドが継続する可能性は低くなりただの持ち合い相場ということもあります。
このように方向だけでなくパーフェクトオーダーは移動平均線の角度も重要な判断材料となります。
パーフェクトオーダー中は順張りトレード
当然ですが、上昇トレンド中のパーフェクトオーダーはロング(買い)で下降トレンド中のパーフェクトオーダーはショート(売り)トレードになります。
パーフェクトオーダーが出現したら、基本的にトレンドフォローで順張りトレードを徹底して、トレンドに逆らわず利益を伸ばす手法が一般的です。
逆張りは危険です。素直に順張りしてトレンドに乗るのが一番です。
移動平均線の期間
パーフェクトオーダーと判断するときに、どの移動平均線を参照するのかという疑問が出てくると思います。
ふくろうは「25日移動平均線」「75日移動平均線」「200日移動平均線」を利用して説明していますが、これに限ったことではありません。
「20MA、50MA、100MA」や「5MA、25MA、75MA」とかでも良いでしょう。トレードのスタイルによって変えても良いでしょう。
あくまでも短期・中期・長期の移動平均線が同じ方向を向いている状態のことを指しており、組み合わせは特に決まっていません。
3つの移動平均線の間隔が狭すぎなければ問題ないと考えます。
ただ、多くの人が参考にする値を使うと良いでしょう。
一般的には「25日移動平均線」「75日移動平均線」「200日移動平均線」です。
パーフェクトオーダー参考にする時間足
時間足によっては移動平均線の見え方はまったく違ってきます。
短い時間足ではパーフェクトオーダーが終わって見えても、長い時間足を変えると一時的なもみ合いだったといったというケースは多くあります。
ではどの時間足を参考にするのか。
正解は、短い時間足も長い時間足も両方確認することです。
ひとつの時間足だけでは判断ができません。
短い時間足も長い時間足もみて判断の精度を上げていきます。
トレンドの転換に注目
先程の画像ですが、赤丸の部分に注目してください。
一番目の赤丸が「デッドクロス」で2番目の赤丸が「ゴールデンクロス」しています。
いずれもパーフェクトオーダーになる前に現れています。トレンドの転換点になっているのがわかります。
一度パーフェクトオーダーでトレンドが出ると明確なトレンド変換のサインが出るまで続くことになります。
パーフェクトオーダーのエントリー方法
パーフェクトオーダーのエントリー方法としては、基本的に押し目買い戻り売りです。
移動平均線(短期線)とローソク足が触れたときがエントリーするタイミングといえます。
トレンドが強い場合は、移動平均線に触れずにガンガン進んでしまいますので、そういったときは「無理にエントリーしない」選択をするか「ローソク足が短期線に触れずとも近づいたらエントリー」でも問題ないです。
パーフェクトオーダーは出現しにくい
パーフェクトオーダーはなかなかチャートに出現しないサインです。
デメリットでもありますが、だからこそパーフェクトオーダーが出現したときの信頼度と利益を狙える力は大きいと言えます。
このチャートパターンが出現するまで待つのは至難の業なので、たまたま見つけたときには強気にトレードするくらいの気持ちで良いでしょう。
まとめ
パーフェクトオーダーについて紹介しました。
トレード方法にもよるので、色々な移動平均線を試してみたり、移動平均線も3本以上で見てみたりしてください。
今回は移動平均線3本で紹介しましたが、移動平均線の表示本数が多いほどダマしが少なくなり精度があがります。しかし、もともとパーフェクトオーダーは出現しずらい上にさらに成立しずらくなるのであまりおすすめはしません。
パーフェクトオーダーなかなか奥が深いですね。
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